Pythonのinput関数について

Pythonの input 関数は、プログラムがユーザーから入力を受け取るために使用されます。入力された値は常に 文字列（str 型） として返されます。

---

基本的な使い方

input() は、入力を待機してユーザーが入力した内容をプログラムに渡します。

構文

変数 = input(プロンプト文字列)

• プロンプト文字列:
  • ユーザーへの指示を示すテキスト（例: "何か入力してください: "）。
• 戻り値:
  • ユーザーが入力した内容（str 型）。

例: 入力を受け取る

例

name = input("名前を入力してください: ")
print(f"こんにちは、{name}さん！")

実行例

名前を入力してください: 山田
こんにちは、山田さん！

---

注意点: input関数が返す値は文字列（str 型）

input() 関数が返す値は常に 文字列（str 型） です。数値を扱う場合には型変換が必要です。

例: 入力を整数に変換する

例

age = input("何歳ですか？")
age_int = int(age)  # 入力された文字列を整数に変換
print(f"あなたは {age_int} 歳です")

もしくは

age = int(input("何歳ですか？"))
print(f"あなたは{age}歳です")

実行例

何歳ですか？25
あなたは 25 歳です

---

応用例: 条件分岐と組み合わせる

入力された値に基づいて条件分岐を行うこともできます。

例: 年齢による条件分岐

例

casino_age = 18
age = int(input("何歳ですか？"))

if age >= casino_age:
    print("どうぞお入りください")
else:
    print(f"{casino_age}歳未満の方はカジノへは入れません")

実行例

何歳ですか？20
どうぞお入りください

何歳ですか？15
18歳未満の方はカジノへは入れません

まとめ

• 基本動作:
  • input() はユーザーから入力を受け取り、文字列を返します。
• 型変換:
  • 数値として扱いたい場合は、int() や float() を使用します。

---

ポイント

• 入力された値は必ず文字列（str 型）:
  • 数値やその他の型として扱う場合は型変換が必要です。