権限セットライセンスは、割り当て済みのユーザーライセンスに含まれていない追加機能にアクセスする権利をユーザーに付与します。ユーザーには、権限セットライセンスをいくつでも割り当てることができます。
権限セットライセンスと権限セットの目的は異なります。
- 権限セットライセンスは、ユーザーライセンスの機能を拡張します。権限セットライセンスにより、ユーザーライセンスでサポートされる数よりも多くの権限をユーザーに割り当てることができます。
- 権限セットにより、ユーザーのプロファイルを変更せずにユーザーの機能アクセス権が拡張されます。
つまり、ユーザーに割り当てられたライセンスによって、ユーザーが使用できる最大機能が定義されます。システム管理者は権限セットを使用して各ユーザーが持つ権限のサブセットを制御します。これにより、各ライセンスをさまざまなユーザーロールに合わせて調整できます。ユーザーが追加のライセンス機能にアクセスするには、権限セットライセンスと、機能権限が含まれる権限セットの両方がユーザーに割り当てられている必要があります。権限セットを介してユーザーに権限を割り当てても、ユーザーに必要なライセンスがない場合、割り当てエラーが発生します。
一部の権限セットライセンスには、管理プロセスを容易にする自動生成された標準権限セットが付属します。標準権限セットをユーザーに割り当てると、関連する権限セットライセンスがそのユーザーに自動的に割り当てられます。特定の権限セットライセンスについての詳細は、関連する機能ドキュメントを参照してください。
事例
権限セットで取引先の権限をつけて「Salesforce Integration」ライセンスユーザを設定しようとしてもエラーが出ました。
「権限セットライセンスの割り当て」を設定することで出力できるようになりました。