はじめに
最近趣味でも、AWSを利用した開発を行っています。
AWSでセキュアに開発を行いたい場合、
セキュリティグループの設定で、
SSHのInboundを許可するのは家からののみとしたいところです。
そんなわけで、固定IPを契約して、遊んでみる事にしました。
我が家の回線環境は下記のとおりです
回線: フレッツ光ネクスト(マンション)
プロバイダ: So-net
ルータ:PR-500MI
(環境によって、設定項目の名称など異ることもあります。
適宜読み替えていただく必要があります。)
必要事項
設定上の必要事項をここで挙げて起きます。
1.ルータ設定画面にログインできることの確認
固定IP用の別の接続情報を利用しなければなりません。
もしルータを利用しているならば、
ルータにログイン出来なければ、接続先情報を変更することが出来ません。
2.プロバイダの接続情報
So-netであれば、回線契約時に「入会証」という紙が届いているはずです。それに記載されています。
それがなくても、接続用IDやパスワードがわかっていれば、なんとかなります。
(大事にとっておくべきものではありますが。)
申し込み
プロバイダ名+固定IPなどでググると出てきます。
ちなみに、So-netの固定IP割当サービスのURLは、こちらです。
https://www.so-net.ne.jp/cgi-bin/optionservice/staticip/sip_apltopu.cgi
このページで、自分の環境を選択していきます。
ここで詰まりやすいのは、利用コースの選択画面だと思います。
So-netでのサービス名は、入会証に記載されています。
(入会証がなくても、So-netのマイページにログインできれば、"接続サービス・高速モバイル"の項目から確認可能です。)
このサービス名を、ページ上部の表から見つけ出して、それを選択してください。
その後、パスワードを設定し、申し込み完了です。
下記画面がでれば、申し込み完了です。
印刷するなどして、大事に保存してください。
ルータの設定
ルータ設定は、申し込み後2時間ほど時間を置くことをおすすめします。
(僕の場合、それくらい待たないと、うまく接続出来ませんでした。)
ブラウザから、ルータの設定画面にログインしましょう。
設定画面のURLは、基本的にはゲートウェイのアドレスです。
PR-500MIを利用していて、特に設定変更していないのであれば、
http://192.168.1.1
でアクセスできるはずです。
ベーシック認証を求められた場合、デフォルトの値か、設定済みの値を入力します。
(デフォルトのID・パスワードは、取扱説明書に記載されています)
ログインできたら、接続先の設定を行います。
設定画面で、接続先の設定を行います。
マルチセッションに対応している場合、メインセッションを変更します。
下画像はPR-500MIの設定画面です。
赤く囲った箇所で接続先の設定が可能です。
PR-500MIで変更が必要なのは、赤く囲った箇所のみだと思います。
接続先ユーザ名、接続先パスワードを、申し込み完了時に表示されたとおりに設定します。
(So-netでは、ユーザ名を"[数字]@sip2.so-net.jp"という形に直す必要があります)
IPアドレスは手動設定を選択し、割り振られたIPアドレスを入力してください。
接続モードでは、常時接続を選択してください。
設定を保存します。
以上で設定完了です。
インターネットに接続できるか、IPアドレスが指定したものに変更されたか、確認してみてください。
もし接続できなかった場合、ルータの設定画面で接続中になっているかなど、確認してみてください。