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駆け出しWebエンジニアがフォルダ(ファイル)作成・保存時につまずいた、Linuxのアクセス権限

Last updated at Posted at 2023-05-12

当方、駆け出しのWebエンジニアです。
環境はWindows 11。

WSL2をインストール→有効化し、ディストリビューション(AlmaLinux9を使用)のインストールも行い、Linux環境の構築に成功。

任意のフォルダに移動し、mkdirで適当にフォルダを作成、そこにGitLabからリポジトリをクローン。
ここまでは成功したものの、必要なファイルを手動で作成する必要があることに気付く。

Windowsのエクスプローラーで Linux → AlmaLinux9 にアクセス。
お目当てのフォルダに行き、新規フォルダを作ろうとした際にアクセス権限が無いために作れないという問題が発生。

初心者がつまずくのはこういうところだと思うのですが、なかなか初心者目線の記事って無いもので、結構ハマりました💦
というか、今回インストールしたものすべてを一旦消し、再インストールしました。

AlmaLinux9を初回起動時にユーザー名とパスワードの作成を求められます。
それはそれで作るしかない(?)ですが、そのあと

sudo su -

でrootユーザーに変更。

それからまたクローンし直しました。
当初、作ったユーザーでクローンしてあって、その状態で手動のフォルダ作成を試みるとNGでしたが、rootユーザーに変更した上でクローン、手動でフォルダを作成しようとすると、普通に作れました。
たぶん、作ったユーザーのアクセス権限が良しなに機能していなかったものかと思われます。
ここの兼ね合いで、フォルダやファイルの作成・保存時に影響が出るものかと・・・🤔

アクセス権限とは

LinuxだけでなくMacやWindowsでもパソコンにあるファイルの扱いには、読む、書く、プログラムとして実行するの3つの操作がある。
その3つを誰が操作できるのかを決定するのが、アクセス権限。
「所有者」、「グループ」、「他のユーザー」の3つがある。
「所有者」はファイルを作成したユーザー自身、「グループ」はファイルを共有するための任意のグループ、「他のユーザー」は所有者でもなく、グループにも所属しないがそのパソコンにアクセスできる全てのユーザーのこと。

ターミナルから設定する場合は、アクセス権限の読み方について知る必要があり、GUIでは所有者:自分 アクセス:「読み取り専用」などと表示されるが、ターミナルでは以下の写真のようにアルファベットとダッシュ記号を組み合わせた1・3・3・3の計10文字で表示される。
最初の文字がファイルの種類、次の3文字ずつのグループがそれぞれ所有者、グループ、他のユーザーの読む(r)、書く(w)、プログラムとして実行(x)の権限を表している。

read-permission.jpg

種別 意味
- ファイル
d ディレクトリ
l シンボリックリンク

アクセス権限は通常のアルファベットの表示だけでなく「751」など数字で表されることもある。
読む、書く、プログラムとして実行にはそれぞれ4 、2、1の数字が割り当てられていて、権限は数字の合計で表される。
アルファベットの表記と同じように各数字が所有者、グループ、他のユーザーの権限をそれぞれ表す。

read-permission2.jpg

参照

https://allabout.co.jp/gm/gc/447459/

ちなみに今回はrun.shというファイルにchmod 755で実行権限を所有者、グループ、他のユーザーのすべてに付与しました。

付与前:-rw-r--r-- 1 root root 2960 May 12 12:30 run.sh
付与後:-rwxr-xr-x 1 root root 2960 May 12 12:30 run.sh

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