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Palworldに追加されたAPIを叩いてみる

Last updated at Posted at 2024-04-17

はじめに

どうも、 @Keichan_15 です。:bow:

2024年に入ってから記事執筆の頻度が急激に落ちてしまい、焦って齷齪している間にもう4月…。時の流れは残酷ですね。:cold_sweat:

最近の私は以前に紹介したおうちサーバーが本格稼働し始めたことで、cronでPalworldのサーバーを定時で再起動するスクリプトを組んだり、dockerを入れてクラウド運用(fly.io)していたChatGPT-Botをオンプレで稼働させるように変更したり、といったことをちまちまやっておりました。

コスト面においても、気にする点としては電気代だけなので、fly.ioAWSといったクラウドサーバーの従量課金を気にする必要もなくなり、結構ストレスフリーな運用ができています。

ところでそんなこんなしている矢先、Palworldのv0.2.0.6アップデートで正式にAPIが追加されたという情報が!:tada:

今回はこの追加されたAPIを実際に叩いて動作確認をしてみます!

どうも最近RCONの調子が悪いんですよね。3回に1回は再起動に失敗するみたいなことがあったり…。
なので、再起動系もこっちのAPIを叩いてサーバーシャットダウン -> 起動シェルスクリプト実行みたいなのをcronで回せたらいいなあと。

早速やっていきましょう!:walking:

サーバー側の設定でREST APIを有効化する

This is a simple REST API for Palworld.
Need to configuration RESTAPIEnabled=True to use this api.
This api is now experimental.

REST APIを有効化するためには、RESTAPIEnabled=Trueに設定してね。とあります。

もう少し細かく説明すると、ワールドの設定ファイルである PalWorldSettings.ini に存在するRESTAPIEnabledという項目をTrueに設定すれば、REST APIが使用できるようになります。

Linux Serverだと /home/steam/Steam/steamapps/common/PalServer/Pal/Saved/Config/LinuxServerの直下に配置されています。

image.png

これで開いているサーバーがREST APIに対応しました。なんて便利なの…。:kissing_heart:

curlで叩いてみる

では早速curlで叩いてみましょう!:joystick:

僕はBASIC認証なるものの仕組みがあまり分かっておらず、Authroizationで弾かれまくる問題に悩まされていたのですが、色々調べていたところ、curlで叩くには admin:[admin_password] で認証ができるとのこと。

ということで、サーバーを開いているUbuntu Server内からcurlコマンドを叩いてみます。

今回は、サーバーに参加しているプレイヤー情報を取得するGet player list.を実行してみます。

terminal
$ curl admin:hoge_password http://localhost:8212/v1/api/players

hoge_passwordの部分はPalWorldSettings.iniで設定している AdminPassword の値を設定してください!

実際に叩いてみた結果はこちら。

image.png

このようにサーバーに参加しているプレイヤーデータを取得することができました。

ちなみに余談ですが、ipの部分はモロ参加しているプレイヤーのグローバルIPアドレスが書いているので少し怖いなあ…と。笑

レスポンスに含めているのはIPアドレス単位でBanを実施する時とかの為に含めているのかな?:thinking:

他にも様々な種類のAPIがあるので、上手く組み合わせればdiscord側から参加者やサーバーシャットダウン等の仕組みを実現できるかもしれませんね!:relaxed:

おわりに

いかがでしたでしょうか。

APIを叩く際の参考資料や情報がほぼ見当たらなかった為、今回こちらの記事執筆に至りました。

  • curlでとりあえずAPI叩いてレスポンス見てみたい!
  • REST APIの設定方法を知りたい!

上記でお困りの方の助けとなれば幸いです!本当に便利ですよ、このAPI!:wrench:

ご覧いただきありがとうございました!:hand_splayed:

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