資格取得ってなんでするの?
先日基本情報技術者試験を受験してきました、速報値ですが合格出来たようです。
また、数年前にも日商簿記2級を取得したりと、これまでに何度か資格取得を経験してきました。
さて、資格試験において周りから本当によく言われるのが
・「資格取って何がしたいの?」
・「資格取って何か意味あるの?」
です。
私の周囲の環境だけかもしれませんが、この質問すごい頻出です。
「折角勉強しようと意欲を出しているのに水を差すな!」
と一瞬感情的になりながらも、
「確かに自分でもなんでわざわざ勉強してるんだろう。」
と少し疑問になったので、頭を整理する意味も込めて、私の中での資格取得とは何なのか、今一度考えてみようと思いました。
以下は、一旦箇条書きにて書き出してみたものです。
その後にひとつずつ整理して要素を分解してみようと思います。
※支離滅裂な文章をご容赦下さい。
- 自身の力を試す腕試しの場
- 将来食いっぱぐれないための保険
- リスキリング
- 技術の裏側がどうなってるのか知ってみたい好奇心
- 今日を一生懸命生きるための宿題
1.自身の力を試す腕試しの場
少しだけ自身の立場をお話させて下さい。
私は現在40人程度の建設業の会社で、社内一人情シスとして働いています。
新しく新設された部署ですので部署員は私一人。
加えて新卒からITにまつわる企業で勤めた経験が無いので知識量に対して不安が多分にある現状です。
そんな社内環境とキャリアなのでITリテラシーが高い人はもちろん誰もいません。
こんな状態で時間が過ぎるのは不味いと入社して数か月で悟りました。
そんな環境に身を置いている私は資格試験を通して
・今の自身のレベル感を知ることが出来ること
・一般的なリテラシーレベルとはどのようなものかを確認・獲得することが出来ること
・合否判定である程度身に付いたのかをチェックが出来る事
周囲に分かち合える人がいないため私はある種[資格試験上司]に査定や教育をしてもらっている、そんな感情なのかもしれません。
2.自身のキャリア形成の役に立つために。
多くの資格取得の動機がこれに当たるように思います。
(※基本情報技術者資格レベルでは転職に有利になりませんよ、だとかの指摘はここでは一旦控えてもらえると助かります。)
口述するリスキリングと意味合いが似ているものの、別にした理由としては、人よりもちょっと頑張るためってことなのです。
資格取得を転職活動の糧だけに費やすんじゃなくて、人間としてちょっとした試練を用意して経験することで、我慢するだとか人として何かの厚みが増す気がするのかなと、そんな話です。
ここかなり主観的で漠然としていてごめんなさい。。。
3.リスキリング
資格取得のためにそれなりに時間を費やすと思うのですが、どうせなら自分が興味があってかつ何かに生かせるようになれたらいいなと思うんです。
[自身のキャリアの棚卸し]という表現も良く使用されますが、自分に足りないところを埋める作業が出来て、得意な領域を少しでも広げられたらいいなって思います。
そして一人情シスをしていると大小様々な質問を頂きます。
そんな時に、出来ればお役に立ちたいなって思うと、やっぱり自分の知識が多ければ人の役に立てるタイミングが増えるのかなって思います。
そんな自身の知識のアップデートの機会のためなのではないでしょうか。
4.技術の裏側がどうなってるのか知ってみたい好奇心
僕は家電製品であるとかガジェットが好きで、なぜ好きなのかと考えるとどういう仕組み・構造になっているのかがすごい気になるわけで。
仕組みを理解して腹落ちするフェーズがすごい気持ちがいいです。
僕にとってはIT知識もきっと根本は同じで、どちらかと言えば前のめりに情報を取りに行く事が出来るジャンルなんですね。
その中で例えば[プログラミング]って言うすごい難しくて高尚そうな物が、[変数]とか[宣言]とか[インスタンス]とか一つずつ丁寧に知っていくとそんなに難しくなくて簡単だと気付いたり。
表現の仕方が日常ではあまり見ないから「ウワッ。。。」って思うだけで、ルールに沿って理解すれば中学校で習った英語だとかと、根本はあまり変わらないのだと気付きます。
そんな[ピンとこないもの]を[ピンとくる]ようにしたくて勉強しているのかもしれません。
5.今日を一生懸命生きるための宿題
今の会社で社内一人情シスに就くまでに、実は営業職を5年程していました。
その時に良く思っていたのは、「毎日最大瞬間風速」という言葉です。
営業の諸先輩にほだされて考えた言葉ですが、ふと思い返せばあながち悪い言葉では無いよなって最近になって思っています。何事にも限度はあるけれど、一生懸命やるのはいいことだよねって思います。
スキマ時間を使って、ふとした時にスマホを見る時間を減らして参考書に目を向ける習慣を付けれたら最高だなって思います。
適度に自分を許しながらそれでいて自分に宿題を課していきたいです。
まとめ
今回は資格取得について雑記のような形ではありますがまとめてみました。
今後ものらりくらりと学びを深めていこうと思います。
この文章が資格取得に悩まれている方の何かの参考になれば幸いです。
以上、ご一読頂き誠にありがとうございました。