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KWCAdvent Calendar 2022

Day 10

vSphere8を構築してみた

Last updated at Posted at 2022-12-09

こちらはKWC Advent Calendar 2022の3日目の記事です。
こんにちわ。KDDIウェブコミュニケーションズの斉藤です。
12月に入ってから一気に寒くなりましたね・・・・逆にサーバールームの方が暖かい季節になってきました。

自己紹介

ネットワークインフラ部
社内ネットワークや、弊社サービスのネットワーク全般を見たり構築したりする部署
運用部
自社で扱っているサービスの保守や構築、新システムの検証や手順の自動化とかを行っている部署

基本的にインフラ系を広ーくみている人間です。
好きなことは自宅の物理インフラをいじくり回すのと電気工事するのが好きです。

あとVMware製品は手間がかかるのですけど好きです。
私の自宅もESXiの検証版を入れていろいろ遊んでいたりします。今回、vSphere8が発表されました。
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/8.0/rn/vmware-vsphere-80-release-notes/index.html
私の自宅でも入れて挙動とかを確認したりしてます。改めて、今更ですが構築して見ようかと思って今回のお題にしてみました。

vSphere8を構築してみよう!

用意するもの

ISOブート

スクリーンショット_20221203_004558.png
ISOファイルをサーバーに適用して起動すると上記のような画面表示になります
スクリーンショット_20221203_004612.png
いつもの画面表示。
スクリーンショット_20221203_004642.png
スクリーンショット_20221203_005015.png

スクリーンショット_20221203_005309.png
ここから選択画面に。Enterを押す
スクリーンショット_20221203_005337.png
エンドユーザー向けの文章を承諾するかどうか。F11を押す。
スクリーンショット_20221203_005358.png
VMFSのパーテーションを選択する。

スクリーンショット_20221203_005439.png
ストレージにすでにESXiがインストールされている場合には上記の画面が出ます。

・Upgrade ESXi, preserve VMFS datastore
アップグレード(ESXiの設定は残したまま)。データストアは保持
・Install ESXi, preserve VMFS datastore
インストール(ESXiの設定は再度行う必要あり)。データストアは保持
・Install ESXi, overwrite VMFS datastore
インストール(ESXiの設定は再度行う必要あり)。データストアも初期化
となります。(スクリーンショット撮影用に再度インストールし直しているのでこの表示が出ています)
今回は完全初期化なので
Install ESXi, overwrite VMFS datastore
を選択します。

言語選択

スクリーンショット_20221203_005503.png
キーボードの選択します。私は日本語配列環境が多いので日本語配列で。

初期パスワード入力

スクリーンショット_20221203_005523.png
ルートのパスワードを設定します。

警告1

スクリーンショット_20221203_005531.png
今回、私がテストで入れたサーバーはCPUのサポートがないとのことなので気をつけろみたいな警告が出ました。
問題無ければEnterで。

確認

スクリーンショット_20221203_005544.png
なんかこんなカラフルに警告でたっけ。って感じですがF11でそのままインストールします。

インストール画面

スクリーンショット_20221203_005556.png
インストールが実行され
スクリーンショット_20221203_005840.png
インストールが完了したらリブートするかどうかを聞かれるのでEnterでリブート

スクリーンショット_20221203_005856.png
ここまで来ると今までのESXiとほぼ同じですね。

スクリーンショット_20221203_010241.png
DHCPに割り振られているので、F2を押してメニューを表示させます。
スクリーンショット_20221203_010255.png
パスワードは先ほど設定したパスワードを入力する。
スクリーンショット_20221203_010309.png

IPアドレス等の設定

スクリーンショット_20221203_010425.png

IPアドレスの設定に関しては[Configure Management Network]でそれぞれ設定していきます。
DHCP設定になっているので自分の好きなIPでもそのままDHCP設定でもいいかと。

スクリーンショット_20221203_011144.png
DNSの設定に関しては[DNS Configuration]で設定。
設定を入力し終わったら再起動して再度確認。
あとは設定したIPアドレスにブラウザでログインしてあげましょう。

スクリーンショット_20221203_012010.png
大体証明書がちゃんとしてないのでこの画面になるので一番下にある設定したIPアドレスにアクセスする(安全ではありません)をクリックすると
スクリーンショット_20221203_012020.png
上記の画面になりますので後はさっきのrootで設定したパスワードでログインすれば
スクリーンショット_20221203_012038.png
いつものESXiの画面に行くことができます。

今回のデザイン、少し色が変わっていて私的にはこっちの方が好みですね。

基本的な挙動に関しては、7.0とかとあまり変わってないです。

今回のバージョンアップについてはリリースノートに載ってるのでそこを確認するのが一番よいのですが、今回の目玉はDPU(データ処理ユニット)対応ですかね。

まあ、私自身あまりお目にかかったことはないのですけど、NVIDIAとかAMDのDPUに対応したみたいです。どう違うんでしょう。なかなか試す機会はないですが・・・・

とりあえず、指示に従っていけば簡単にインストールが可能ではあるので気軽に仮想基盤を立ち上げることができるのは非常によいですね。

今後なんか書く機会があればvSAN8とかも試してみたいところです・・・・。

おわりに

弊社ではインフラとかネットワークとか好きな仲間を募集しております。
物理も好きだけど仮想化も好きとか、ストレージが好きとかネットワークが好きとか何でもOKです!
気になる方はお気軽にお声がけください!

また、弊社のアドベントカレンダーもまだまだ続きますのでのんびり見ていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します!

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