こんにちは、かずやです。
ぼくは現在、Webエンジニアを目指して学習中です。
そんなぼくですが、4/13(水)_まつもとゆきひろ氏と考える つよいエンジニアになるためのオープンソースの使い方【CROOZ/メルカリ/キャディ】に参加しました!
その中で印象に残った点や感じたことをまとめます。
こんな書き方でいいのか全くわからず誰かの役に立っている気がしませんが、とりあえずやってみようと思い、この記事を書いています。
※時間の都合上、第二部までしか視聴できませんでした。七島さん、河合さんのお話も聞きたかった、、、。
第一部:個人と企業とオープンソースの距離感(まつもとゆきひろさん)
第一部はRubyの生みの親でもあるまつもとゆきひろさんのパートです。
まつもとさんはオープンソースとどのように付き合っていくか、というテーマでお話してくださいました。
印象に残った点をいくつかピックアップしてまとめます。
オープンソースとの関わり方として必要なのは「リスペクト」と「自分事として捉える姿勢」
OSSは開発者たちのボランティアで成り立っています。
そして開発者も人間である以上、的外れな批判を受けたりユーザーから上から目線の態度を取られたりすると、やる気をなくしてしまいますよね、、、。
だからこそ、私たちがOSSを利用する際は開発者の皆さんに対する「リスペクト」を常に心がける必要があります。
また、ただOSSを利用するだけではなく何かしらの形でOSSに貢献ができると良いですね。
そのためにはOSSに対して受け身にならず、「自分事」としてOSSと接しなくてはなりません。
報告・改善・援助など、自分ができる形での貢献の仕方を考えてみましょう。
発信活動などもオープンソースに対する一種の貢献である
「そうは言っても、自分はスキルが高いわけじゃないから貢献なんてしようがない、、、」
このように感じる人もいるでしょう。
しかし!そんな方でもOSSに貢献する方法があります。
それは「情報発信」です。
OSSの使い方やちょっとしたTipsを外部発信するだけでも、十分にOSSへの貢献と言えます。
まずは自分が利用したOSSの情報を発信してみるのが良いと思われます。
第二部:CROOZ CTOが考える企業とOSSとの付き合い方
第二部はクルーズ株式会社のCTOを務める鈴木 優一さんのパートです。
クルーズ株式会社は通販サイトの「SHOPLIST」を運営しています。
鈴木さんは企業のCTOの立場から、企業がどのようにOSSと付き合っていくか、というテーマでお話ししてくださいました。
こちらも印象に残った点をいくつかピックアップしていきます。
企業の目的は利益を上げること
企業の目的はあくまでも利益を上げることであり、技術はそれを実現するための手段でしかありません。
そのため、OSSにこだわっている訳でもなければ、「商用ソフトの利用=悪」と考えている訳ではなく、「目的に沿った技術選定をするべき」です。
言われてみれば当然だと感じますが、1人のエンジニアとしての立場だとついつい目的と手段を混同しがちなように思います。
このあたりは流石の視座の高さだなと思いながらお話を聞いていました。
企業視点だとOSSの利用がメインになるが、一方で貢献も間違いなく必要
繰り返しになりますが、企業の目的はあくまでも利益の追求であるため、OSSとの付き合い方はどうしても「利用」がメインにならざるを得ません。
とはいえ鈴木さんは「OSSへの貢献も必要だ」と強くおっしゃっていました。
タダで利用を続けるだけの「フリーライダー」になってしまっては、OSSの発展が止まってしまうかもしれないからです。
これでは一周回って自分の元に返ってきてしまいます。
自社・OSSコミュニティ双方の更なる成長のためにもOSSへのコミットは必要なのです。
OSSへ貢献する方法
OSSへ貢献する方法として具体的には以下があります。
- Issueを上げる
- OSSを利用した事例を発信
- ソースコード改変時のPull Request
また第一部のまつもとさんと同じく、情報発信による貢献も推奨されていました。
人それぞれOSSへのコミットの仕方は色々あります。
自分の状況に相応しい貢献の方法を考えてみましょう。
第三部:OSSへの貢献をサポートするための体制づくり
第三部はメルペイでiOSエンジニアをされている七島偉之さんのパートです。
私は時間の関係上、このパートからは参加できませんでした、、、。
七島さんがTwitter上で資料を公開されていましたので、こちらにも記載しておきます。
オープンソースの考え方として下記の2点を挙げている点は印象的です。
- コミュニティへの恩返し
- 学びの場としてのコミュニティ
やはりOSSに対する姿勢としては、貢献・感謝・尊敬といった言葉が適切なように思います。
第四部:機械学習OSSの変遷と未来
第四部はCADDI株式会社で機械学習エンジニアとして働く、河合俊典さんのパートです。
こちらも時間の関係上、参加できませんでした、、、。
河合さんもTwitter上で使用したスライドを公開されていたので、こちらにも記載しておきます。
うーん、初学者のぼくにとってはちょっと難しい、、、。
ただ、OSSへの貢献は単なる恩返しというだけでなく、自分自身のキャリアにも繋がってくるというのは意外だと感じました!
OSSコミュニティへ貢献することが、巡り巡って自分のためにもなるんですね!
感想
冒頭にもお伝えしたように、ぼくはWebエンジニアへの転職を目指して学習中の身です。
こういったイベントに参加するのも初めてでした。
しかし、実際に皆様からお話を伺ったことで、「Webエンジニアになろう!」という思いが強まりました。
情報発信も一種の貢献であると理解できたため、つたない記事ではありますが、今後も投稿を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。