rails new
してからコードを書くまでって結構色々とセットアップがありますよね。それぞれの作業はとても小さなものでも、チリツモで結構な時間を費やすことになってしまいます。多分1年間開発したら、1日分はrails new
後のセットアップに費やしているんじゃないかと。。。
そこで、自前のApplication Templateをようやく観念してこしらえることにしました。今後はラクするため、コピペでセットアップ済みのRailsアプリを作成する手順をQiitaに記しておくことにします。
インストールの下準備
とりあえずRailsをローカルにインストールするための準備。とりあえず
$ rbenv exec bundle init
してGemfileを作成し、中身を
# A sample Gemfile
source "https://rubygems.org"
gem "rails", "4.2.6"
の様な感じに編集します。rails
は出来るだけその時点での最新版に。その後、
$ rbenv exec bundle install --path vendor/bundle -j4
で保存先をvendor/bundle
に指定し、-j4
を指定することで並列処理されたbundle install
を実行します。
テンプレートを指定してrails newする
テンプレートをGitHubからCloneしてきます。そして、そのテンプレートにあるinitialize.rb
を参照する形でrails new
します。
$ git clone git://github.com/KazuyaHara/Rails4-Template-FullStack.git
$ bundle exec rails new appname -BT -d postgresql -m ./Rails4-Template-FullStack/initialize.rb
テストはRSpecを使うので-T
して(Test::Unitをスキップ)、データベースはpostgresqlを指定(MySQLなら-d mysql
、SQLiteならオプション無しで)し、bundle install
をスキップしながら(-B
部分)新規アプリを作成しています。
その後、ローカルインストールの為に用意したbundler環境を削除します。
$ rm -f Gemfile
$ rm -f Gemfile.lock
$ rm -rf .bundle
$ rm -rf vendor
作成されたアプリケーションをセットアップする
セットアップの手順は、先ほどcloneしてきたテンプレートのsetup.rb
に書かれていますので、そちらを適用させます。
$ cd appname
$ bin/rake rails:template LOCATION=../Rails4-Template-FullStack/setup.rb
ここでは、データベースの作成やRSpecなど諸々のgemの初期設定を行っています。詳しくはRails4 FullStack Templateのsetup.rbを確認してみてください。