概要
件名のとおりです。
手順
手順1:格子データを作成する
「ベクタ>調査ツール>グリッドを作成する」から領域を指定して10mメッシュの格子を作成します。
手順2:格子辺に分割する
「プロセッシングツールボックス>ベクタジオメトリ>ポリゴンを線に変換」で手順1で作成した長方形ポリゴンを格子辺の線に変換します。
作成された格子辺の線プロパティでラベルとして"id"を表示すると以下のようになります。
手順3:水涯線
格子辺に水涯線が保有する値を結合します。
「ベクタ一般>属性の空間結合」で以下の設定で実行します。
出力されたレイヤは、格子辺に水涯線データの属性が付与されたデータです。属性テーブルを確認すると"id_2"に水涯線idが付与されていることが確認できます。水涯線と交差しなかった格子辺にはNULLが入っています。NULLを除いて、水涯線idで格子辺を色付けしてあげると以下のような絵を作成することができます。
事前に水涯線データに堤防天端高などの値を設定しておくと、それを格子辺属性に設定することが可能になるなど工夫次第で様々な利用が可能です。
以上です。