2日間かけて(2023年4月22日~4月23日)Keyboad Input Hackathon 2023に開発者として参加してきました!
〇Keyboad Input Hackathonとは??
キーボード関連(タイピング、キー配列、IMEなど)がテーマの、ゆるゆるハッカソン。技術力にかかわらず、キーボードや入力に関連するテーマで何かをつくりたい人、誰でも大歓迎! (公式から引用:https://k-i-hackathon.notion.site/Keyboard-Input-Hackathon-2023-1d0ac21fd70e4a78b46c39272ddb4acf)
〇参加したきっかけ
イベントの存在自体はTwitterで流れてきたので知りました.キーボード関連で何かを開発するということで,少し気になってはいましたが足踏みをしていました.しかし,Tomisuke配列コミュニティの仲間であるnruzunyaaさん(以下ウルズさん)が参加するということで一緒に共同開発しないかと誘ってくれたので,意を決して参加することにしました.
〇参加前の自分のレベル
正直自分は今までがっつり個人的に開発した経験はありません.やりたいなあと思うことは何度かありましたが,それに足る技量と時間が足りませんでした.なので,開発できるかかなり不安を持ちながら参加しました.
1日目
わくわくどきどきしながら会場に向かいました.開発参加者は9時00分から9時50分の間に集合ということでしたが,余裕をもって会場につきました.
会場につき受付した際,カンパをしたらKIHステッカーをいただきました.早速私物のノートPCに貼り付けました.実に壮観.(写真左下)
10時から主催者のテルさんによるオープニングから始まり,最初は運営も交じってのアイスブレイクをしました.アイスブレイクをして思ったことは,本当に幅広い年代が多いということです.未成年が二人いて,自分みたいに社会人になって間もない人や,大先輩の方まで様々な人がいました.キーボード界隈はこのように年齢層がかなり広いのが特徴なのかなと,自分は考えています.アイスブレイクで同じグループになった方は明るい方ばかりだったので,かなり盛り上がりました.
アイスブレイクと説明を挟んで昼食をいただいた後,いよいよハッカソンが始まりました.始まる前からウルズさんとAHKで何かを作ろうということは話していたので,そこから具体的に何を作るかを話し合いました.その結果,レイヤーを使ってショートカットキーを割り当てることにしました.偶然同じテーブルに座っていた,綾木さんと6ppongさんとAHKについて議論を交わしました.自分は初めてAHKに触れたので話についていくのがやっとでしたが,綾木さんがホワイトボードで説明してくださったので,AHKについて理解が深まりました.すると,6ppongさんがキーボードレイヤーをマウスカーソルに割り当てたいと考えていたということで,チームを組むかどうか話し合いました.深く議論した結果めでたく自分とウルズさんのチームに6ppongさんが加わってくれることになりました!
休憩中,参加者の方々が持参したキーボードを眺めてはぱしゃぱしゃしました.
まずはこちら,今回のイベントで協賛したRealForceが展示しているキーボードです.真ん中の黒いキーボードを実際に自分のパソコンに入れて寿司打をして試しました.かなり軽くて未体験のうち心地でした.
個人的に気に入ったのはこの白い分割キーボードです.音が自分好みでした.
参加者の人が持参したキーボードでいちばん印象に残ったのはこれです!
すごい懐かしい感じのキーボードでキーに大体日本語が書いてあるんです.裏を見ると製造年が2006年になってました.自分は6歳です.一般向けというより,ライター向けっていう感じがしましたね.
そして,今回の目玉企画APCクイズにウルズさんがめちゃくちゃ真剣に取り組んでました.というわけで記念のぱしゃり
開発もしつつこういった交流も楽しみながら1日目は過ごせました.
(開発が中途半端だったので,帰宅してから深夜1時まで作業してました…)
一日目の開発の様子はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=luKDKG9g4eg
【Keyboard Input Hackathon 2023】 キーボード/タイピング/キー配列などの分野で「何かを作る」ゆるゆるハッカソンが秋葉原にて開催!
2日目
2日目はできるだけ早く開発を始めたいと8時30分には会場入りをしました.その時はもうすでにウルズさんがいました,早いw
という訳で、開発を再開!この日は発表も控えていたので昨日よりも明確に役割を決めて進めました。今回は2日間で開発しなきゃいけなかったので、どれを実装するかしないかも考えながら頑張りました。自分はショートカットレイヤーの配列・実装担当だったのですが、AHK自体使うのが初めてだったので手こずったところが多かったです。そこはウルズさんに手伝ってもらって少しでも多く解決出来ました!6ppongさんの庭のマウスカーソルレイヤーも完成し、ウルズさんによって合流させて形にすることが出来ました!
また、休憩中にAPCクイズに今度は自分もチャレンジしました。自分はタイパーでは無いので、全く分かりませんでした笑真剣にやってるところをウルズさんがぱしゃり、と
※最終結果は自分が最下位でした,うぐ…
最後の2時間は発表する内容や担当を話し合う時間でした.6ppongさんがマウスカーソルレイヤーについて説明をし,ウルズさんが実演を担当,そして自分は全体的なメインとショートカットレイヤーの説明を担当することになりました.3人でそれぞれ役割も明確になってよかったです!
そして,いよいよ発表…自分が開発に携わり自分で発表するのは今回が初めてだったので早速おなかがやられました(笑)トイレに行って気持ちを立て直し,最終確認をしていざ発表へ…!!作品名はAHKLayerSwitcherという名前にして,チーム名はTeamΣに決定しました.自分がメインで話させてもらいましたが,緊張しすぎてかみかみでした.そこはご愛嬌を…なんと,参加者の中でトップバッターでしたが,何とか温かい拍手に恵まれながら10分ちょうどで発表をやりきりました,やったね!
というわけで,発表の模様を配信したアーカイブは以下のリンクで残っているので他の方も含め是非ご覧ください!皆さん,面白い発表をされていました!↓
https://www.youtube.com/watch?v=8ICxTXC54IQ&t=2961s
【Keyboard Input Hackathon 2023】 キーボード/タイピング/キー配列などの分野で「何かを作る」ゆるゆるハッカソン 成果発表会
そうです,他の発表の方々もすごかったんです!皆さんキーボードの中でも様々な界隈から参戦しているので,開発の種類も多種多様,よかったものに投票をしなければならなかったのですが,どれもよくてかなり悩みました.あと,自分の興味ですよね…!
また,今回昼食と夕食は運営の方たちがケータリングを用意してくださり,ほかの参加者の方と交流することができました.
感想を一言でいえば最高でした!運営の方がタイパーだったということもあり競技タイピングにも少々興味を持ってしまいそうです…(笑)主催者のテルさんはじめ,運営の皆さん,スポンサーの東プレさん,そして配信をしてくださったDaihukuさんありがとうございました^^
というわけで,今回初めてイベントレポの記事を書いてみたのですが,いかがだったでしょうか…??このイベントは自分にとってかなりの転機になりそうだったので,熱が収まってしまう前に残しておこうと思い記事を書いてみました.これからも,自分の貴重な経験を記事にして残して,これからの活動に活かしていきたいと思います.最後まで読んでくれてありがとうございました!
※ちょこちょこ追記するかもしれません,勘弁
〇おまけ
最後にTomisuke配列信仰心の強いウルズさんが自身の体験を交えてTomisuke配列を布教してました,裏では…??w
☆今回自分たちが開発したAHKLayerSwitcherの概要が載っているNotionのリンクです,GitHubのリポジトリも載っているのでぜひご覧ください!↓
https://www.notion.so/k-i-hackathon/AHKLayerSwitcher-Team-407c2b59ec5c4a21be75dffd5bc57e47
🐟以上🐟