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IBM Watson/watsonxを知る・試す・活用するを支援するAdvent Calendar 2023

Day 8

watsonx Asssistantの応答タイプの設定手順をStep by Stepでご紹介!

Last updated at Posted at 2023-12-24

はじめに

初めてワトソンアシスタントの応答タイプのカスタマイズを実施する際は、具体的に何からやればいいのかわからないという方は多いと思います。

安心してください。

こちらの記事を読んでいただければWebChatでカスタムできる応答タイプについて一つ一つご紹介させていただくので、真似するだけで応答タイプのカスタマイズができるようになります。

この記事を読むのがおすすめな方

  • IBM watsonx assistantの構築方法に不安がある方
  • これから応答タイプを利用したいと考えている方

応答タイプの設定はどこからやるのか

まず応答タイプの設定画面までの手順を紹介します。

Step①左側上部から2つ目の「Actions」を押下します。

スクリーンショット 2023-12-22 18.05.06.png

Step②画面中央の「Create action +」を押下します。

スクリーンショット 2023-12-22 18.04.48.png

Step③顧客からの問い合わせに名前をつける

今回はレビューに関する問い合わせについて応答を作成していくので「レビュー」という名称にしたいと思います

スクリーンショット 2023-12-22 19.36.36.png

Step④予想される顧客からの具体的な問い合わせ文章を記載します。

今回は以下3つの問い合わせがくると想定しています。

  • 「レビューの書き方を教えてください」
  • 「商品のレビューはどうやって書きますか」
  • 「商品の口コミを書きたいです」

スクリーンショット 2023-12-22 19.41.40.png

WebChat上で設定できる応答タイプの種類

こちらの赤枠で記載した箇所で想定される質問に対する回答を作成します。

スクリーンショット 2023-12-22 19.41.56.png

左から順にどのような応答タイプの設定ができるのかを説明して行きます

文字を太くする

該当箇所を選択して、こちらのBoldボタンを押下すると文字が太くなります。

スクリーンショット 2023-12-22 19.51.41.png

書体を「Italic」に変更する

該当箇所を選択して、こちらのItalicボタンを押下すると文字書体がItalicになります。

スクリーンショット 2023-12-22 19.51.55.png

Linkを挿入する

  • Label(optional):URLにハイパーリンクする文章を入力します。(任意)
  • URL:紐づけたいURLをこちらに入力します。

スクリーンショット 2023-12-22 21.23.13.png

上記のスクショのように入力すると以下のように反映されます。
URLをそのまま載せることもできるので、ハイパーリンクさせる文章は任意で入力してください。

スクリーンショット 2023-12-22 21.23.37.png

変数を入力する

こちらでは時刻や日付のような事前に定義できない変数を表示することができます。

スクリーンショット 2023-12-22 22.05.38.png

回答を複数パターン用意する

こちらでは同じ問い合わせ内容に対して複数の回答を準備することができます。
また、「Response variation type」では以下のように設定することができます。

  • Sequential:順番に回答が出現する
  • Random:ランダムに回答が出現する

また、同じ問い合わせに対して回答が複数パターンあるため、回答は画面右下のように出現します。

スクリーンショット 2023-12-22 22.17.22.png

写真を挿入する

回答に写真を挿入することができます。
また、挿入したい画像のURL以外にも、写真のタイトルや説明なども、以下の写真のように記載することができます。

スクリーンショット 2023-12-22 22.14.14.png

音源を挿入する

回答に音源を挿入することができます。

スクリーンショット 2023-12-22 20.14.12.png

動画を挿入する

回答に動画を挿入することができます。

スクリーンショット 2023-12-22 20.15.31.png

Iframeを挿入する

回答にIframeを挿入することができます。
先ほどURLの挿入方法についてご紹介しましたが、URLの挿入とIframeの挿入では見え方が異なりますので、好みで選択してみてください。

スクリーンショット 2023-12-22 20.16.20.png

回答に間を空ける

回答までに間を空けることもできます。
以下のスクショでは回答までに3秒間の間を空ける設定となっております。
間を空けることで、ユーザー視点だと機械的な反応ではなく少し考えてから回答をしているんだと受け取ることができるのではないでしょうか。

スクリーンショット 2023-12-22 20.17.32.png

おわりに

今回は、応答タイプのカスタマイズの設定手順についてご紹介させていただきました。

シンプルな形で応答を作成するのも一つの手段として良いと思いますが、watsonx Assistantの機能を最大限活かして応答タイプを設定し、顧客体験の向上に繋げてみてください。

応答タイプには非常に多くの種類があります。最初から全ての応答タイプをマスターするのは大変なので、対象のユースケースで必要となる応答タイプから始め、徐々に使える応答タイプを増やしてく、というやり方がおすすめです。

こちらで以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!

参考URL

IBM watsonx Assistantデモ・サイト

ユーザー定義の応答タイプ

カスタム応答の処理

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