目次
Rubyとは
概要
1995年に一般公開されたオブジェクト指向スクリプト言語
フレームワーク
Ruby on Rails
「MVCアーキテクチャ」に基づいて構築されたフレームワーク
Twitter, クックパッドはRuby on Rails
メリット
Web開発向けのフレームワークとして設計されるため、Webアプリケーションを作るのに適している
デメリット
機能が多い為、実行速度が遅い
※そもそもRubyはインタープリタ方式である為、コンパイル方式の言語よりも実行速度が遅くなる

Sinatra
「簡単に記述できる」をテーマに設計されたフレームワーク
メリット
軽量で小規模アプリに向いている
デメリット
マニュアルが少ないため、学習効率が悪い可能性がある

Padrino
機能が絞られたフレームワーク
メリット
機能が限られている為、比較的スムーズに動作する
Railsのコンポーネントを導入可能

Rubyのフレームワークの公開案件数

圧倒的にRuby on Rails
将来性
将来性は高いといわれている
▼理由
他言語よりもコードが短くシンプルで開発スピードが早い
開発の生産性が他言語よりも高い傾向にある。
特に後述のRuby on Railsは少量のコードによりWebアプリケーションが作成可能なように作られており、スタートアップ企業などのスピード感が求められる開発において、選択されるケースが多い。
Webアプリケーション開発において需要のある言語である
Rubyはベンチャー企業から大企業まで世界的に幅広く活用されている言語
世界のプログラミング言語検索数を示す「TIOBE Programming Community Index (PCI)」によると、Rubyは16位にランクインしている。世界規模で普及はしているとは言え、Rubyの現状としては日本の方が安定して需要のある言語と言えるだろう。
未経験者も学習しやすく教育コストが抑えられる
Rubyは、他言語よりもコードが短くシンプルで記載が少ないという特徴がある。
コードが短くシンプルであることは未経験者も学習がしやすいことにも繋がっている。
「Rubyは将来性がない」と言われる理由
1.データサイエンスの分野においては乗り遅れている
1.処理速度が遅い
データサイエンスの分野においては乗り遅れている
ビッグデータやAIの活用の流れから、データサイエンスの需要が高い。
データサイエンスを支えるプログラムの構築は、現状Python・Rが主流である。一方Rubyは、データサイエンス分野のライブラリが充実しておらず、将来性については危惧されている。
処理速度が遅い
Rubyはインタプリタ式のプログラミング言語である為、処理速度が遅い。