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BIツール Re:dashの実行環境をAWS上に作成してみた

Last updated at Posted at 2020-08-18

BIツールの比較検証を行った際に、AWS上にRe:dashの検証実行環境を作成しましたので、その際の手順を以下に纏めておきます。

AWS設定

◆VPC作成

① まず初めに、以下の設定を行い、VPCを作成します。(指定のないものはデフォルト設定です。)
VPC設定
② VPCが作成されると、以下の通りに表示されます。
VPC一覧
以上で、VPCの作成は終了です。


◆サブネット作成

① 次に、パブリックサブネット1つとプライベートサブネット2つ1を作成します。

  1. パブリックサブネット パブリックサブネット設定
  2. プライベートサブネット プライベートサブネット設定1 プライベートサブネット設定2 ② サブネットが作成されると、以下の通りに表示されます。 サブネット一覧 以上で、サブネットの作成は終了です。

◆インターネットゲートウェイ作成

① 以下の設定を行い、インターネットゲートウェイを作成します。(指定のないものはデフォルト設定です。)
igw設定
② インターネットゲートウェイが作成されると、以下の通りに表示されます。
igw一覧
③ 次に、作成したインターネットゲートウェイを選択し、[アクション] - [VPCにアタッチ] を選択します。
vpcアタッチ1
④ 作成したVPCを選択し、インターネットゲートウェイのアタッチを行います。
vpcアタッチ2
⑤ アタッチすると、以下のように表示されます。
igw一覧attach
以上で、インターネットゲートウェイの作成は終了です。


◆ルートテーブル作成

① 以下の設定を行い、ルートテーブルを作成します。(記載のないものはデフォルト設定です。)
ルートテーブル設定
② 作成されたルートテーブルを選択し、サブネットの関連付けタブ内の「サブネットの関連付けの編集」ボタンを押下します。
サブネット関連付け
③ 作成したパブリックサブネットを選択し、保存します。
関連付けサブネット選択
④ 保存すると、下記のように関連付けされます。
サブネット関連付け終了
⑤ 次に、ルートタブの「ルートの編集」ボタンを押下します。
ルート編集ボタン押下
⑥ パブリックサブネットから外部へのルーティングを追加します。
  「ルートの追加」ボタンを押下し、以下の設定を行います。
ルート追加
⑦ 保存すると、以下のように表示されます。
ルート一覧
以上で、ルートテーブルの作成は終了です。


◆セキュリティグループ作成

① 下記の設定を行い、EC2インスタンスのセキュリティグループを作成します。(指定のないものは、デフォルト設定です。)
EC2sg設定
「ルール追加」ボタンを押下し、インバウンドルールを設定します。
インバウンド設定
③ セキュリティグループが作成されると、以下のように表示されます。
インバウンドルールEC2
④ 続いて、RDSのセキュリティグループを作成します。
RDSsg設定
⑤ セキュリティグループが作成されると、以下のように表示されます。
インバウンドルールRDS
以上で、セキュリティグループの作成は終了です。


◆EC2インスタンス(Webサーバ)作成

「インスタンスの作成」ボタンを押下します。
② Redash用のAMIを検索します。(今回は、東京リージョン用のAMIを選択)
  https://redash.io/help/open-source/setup#aws から使用するAMIを検索欄に入力して検索を行い、選択します。
AMI選択
③ インスタンスタイプを選択します。(T2.microだと動かないので、t2.small以上を選択します。)
インスタンスタイプ選択
④ インスタンスの詳細設定を行います。(指定のない項目はデフォルト設定です。)
インスタンス設定1
⑤ 続いて、ストレージの追加設定を行います。(デフォルト設定のままで大丈夫です。)
インスタンス設定2
⑥ 続いて、セキュリティグループの設定を行います。
インスタンス設定3
⑦ 最後に、インスタンス作成の確認を行い、「起動」ボタンを押下します。
インスタンス設定4
⑧ キーペア作成に関するダイアログが表示されますので、新しいキーペアの作成を選択し、キーペアのダウンロードを行います。
​ ※ダウンロードしたキーペアは、今後rLoginやTera Term等でEC2にアクセスする際に必要となりますので、大切に保存しておいてください。
​ ダウンロード終了後、インスタンスの作成を行います。
キーペア作成
⑨ 作成が完了すると、以下のように表示されます。(チェック合格になると完了)
インスタンス一覧
以上で、EC2インスタンスの作成は終了です。


◆RDS作成

① 以下の設定を行い、RDSの作成を行います。(指定のないものはデフォルト設定です。)
DB選択
DB認証情報設定
DB接続情報設定
DBVPCsg設定
DB追加設定
② RDBが作成されると、以下のように表示されます。(ステータスが利用可能になると完了)
DB一覧
以上で、RDSの作成は終了です。

AWSの設定は以上になります。

Re:dash検証実行環境構成(AWS)

今回、Re:dash検証用に上記で作成した実行環境の構成は、以下の通りです。

本番環境で運用する際には、可用性の向上やインスタンスのスケールアップなどの対応が必要になります。
システム構成

株式会社メソドロジック
赤尾 一優 @Kaz_akao


  1. プライベートサブネットにRDSを配置するには、サブネットが2つ必要になるため 

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