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DELL Precision 3590 でHyper-Vを利用するためのBIOS設定

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事象:

DELL Precision 3590 (Windows11) でHyper-Vを有効にした後、Hyper-Vマネージャを起動し、[新規]-[仮想マシン]を選択すると、メッセージやログも無しに終了し、仮想マシンを作成できませんでした。

対策:

1.BIOS設定(パソコンを再起動してDELLのロゴが出ている間に[F2])を開く。
2.Advanced Setupを有効にして、Virtualization Supportを開く。(DELLのヘルプ記事とは操作がちょっと違う)
3.DELLのヘルプ記事では、[Virtualization]と[Virtualization for Direct-IO(またはVT-d)]を[Enabled]に設定するように書かれているけれど、既定値が[Enabled]なのでここはそのまま。
4.同じ画面の下の方に、DMA Protection の設定が3つあり、ON/ON/OFFになっていたので、とりあえずOFF/OFF/OFFにしてみる。

この方法が 適正かどうかはわかりませんが、 BIOS設定を保存してWindowsを再起動したところ、仮想マシンを作成できるようになったので、備忘録として起票しました。
ちょっと特殊なモデルなので、この機器でHyper-Vを使うのは珍しいとは思いますけれど。

メモ:

DMAは、CPU抜きにメモリとデバイスの間でデータを転送する方式とのことです。
これをProtectすることで、デバイスがメモリを不正に操作できないようにする技術のようですが、なぜ影響するのかはよくわかりません。
とりあえずHyper-Vが使えるようになったので、調査はここまでとします。

参考:

Dell製システムでハードウェア仮想化を有効または無効にする方法

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