概要
第一世代(oci-c)で予約したIPアドレスを元にOracle Database Cloud Serviceを作成する方法を纏めてみました。
ちなみに、第二世代(oci)のOracle Cloud Infrastructure Databaseでは予約したIPアドレスを割り当てることはできないようです。(執筆当時:2018/10/12)
※本手順は2018/10/12時点での手順です。
※※画面イメージが現行と異なる場合があります。
IP予約方法
まずは、割り当てるIPを予約。
1.Oracle Database Cloud Serviceコンソールを開く
2.IP Reservationsのリンクを押下
※IP Reservationsのリンクは表示されていない場合があります。私も表示されていなかったと記憶しています。その場合は、後述するインスタンス作成2のAdvanced SettingsのIP Reservationsを操作してみてください。これでIP Reservationsのリンクが表示されるはずです。
3.IP Reservationsの画面が開いたら、Createボタンをクリック
4.入力してOKボタンを押下
今回は共有ネットワークでのみ使用するパターンで作成。
Name:任意の予約名を入力
Region:地域を選択
On IP Network:OFFの場合は、共有ネットワークでのみ使用可能。
ONの場合は、IPネットワークでのみ使用可能。
上記操作後、10秒ぐらい待って画面更新すると以下のようにIPアドレスが作られます。
予約したIPを元にOracle Database Cloud Serviceを作成
2.インスタンスの作成1
※赤枠部分の入力は、予約したIPアドレスと同じ条件で入力してください。
※※今回は共有ネットワークで作成するので、IP NetworkはNo Preferenceを選択。
※※※License Typeは上のラジオボタンがBYOL(ライセンス持ち込み)となります。
3.インスタンスの作成2
本画面で予約したIPを指定。赤枠の部分が設定個所となります。
4.インスタンスの設定確認
予約したIP名になっていれば、OK。他の項目にも問題なければ、作成ボタンを押下して30分程度待ちます。
5.作成したインスタンスの確認
インスタンスが作成されると、Public IPが表示されます。
作成したインスタンスの接続確認
SSHで作成したインスタンスにアクセスできれば完了となります。
これで、DBサーバを作り直しても同じPublic IPを割り当てることができます。