NATとは
- Network Address Transitionの略
- LAN内の機器からインターネットへ接続する場合、プライベートアドレスからグローバルアドレスへ変換する必要がある。この変換を自動的に行う機能をNATという
NATの図
問題点
LAN内に複数のPCが接続されている場合でも一つのグローバルアドレスに変換される
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パケットが宛先から帰ってくる時、グローバルアドレスをもったルーターに返ってくる
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NATテーブルを見てもどのLAN内の端末にパケットを送信するべきかわからない
NAPT
- NAT+ポート番号を変換する
- ポート番号と通信端末を紐づけることで、LAN内の端末を識別可能にする
NAT : プライベートIP↔グローバルIP
ポート番号変更 : LAN内の端末の識別
変換前ポート番号 | 変換前IPアドレス | 変換後ポート番号 | 変換後IPアドレス |
---|---|---|---|
10000 | 192.168.1.2 | 20000 | 1.1.1.1 |
10001 | 192.168.1.3 | 20001 | 1.1.1.1 |
参考記事
NAPT(IPマスカレード)