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【実務未経験】初学者が0から学ぶTypeScript①

Last updated at Posted at 2020-10-06

#学習しようと思ったきっかけ
これまで、HTML/CSS → JavaScript → Reactの順で学習してきました。
Reactで作ったポートフォリオも完成して「就活するぞー!」と本格的に企業へのエントリーを始めてみると

【必須条件】
・Webフロントエンド開発の業務経験2年以上
・モダンFW(Angular, React, Vueなど)を用いた開発経験
・TypeScriptを用いた開発経験

TypeScriptでの開発経験を求めている企業がめちゃくちゃ多かったです。
Reactと相性も良いらしく、JSフレームワーク×TypeScriptはフロントエンド開発の現場では主流の手法だったようで、身に着けるべき技術だと感じたので学んでいきます。
※もし私の記事の内容に誤りがあればご教授いただけると幸いです。

参考:TypeScriptの型入門
#1.TypeScriptって?
型がついたJavaScriptのこと(JavaScriptの上位互換)。

const a: number = 5;

基本はこんな風に書いていくみたい
const 定数名: 型名 = 値;
#2.型って?
プリミティブ型とリテラル型がある

プリミティブ【primitive】→ 原始的、素朴な
リテラル【literal】 → 逐語的、ありのままの

直訳だけ掻い摘んで見ると素朴もありのままも同じ気がするけど、何より
プリミティブ型はリテラル型を内包している型
リテラル型はプリミティブ型を細分化している型
っていう概念を抑えておけばいいみたい。
お魚(プリミティブ)型とマグロ(リテラル)型みたいな感じかなぁ
##プリミティブ型
TypeScriptにおける基本の型

const a: number = 5;

numberの部分を
string(文字列) number(値) boolean(真偽値) symbol(ユニークな識別子) bigint(とても大きな整数値) null undefined
に置き換えて型を定義できるみたい。
定義した型と違う型のデータが定数に代入されるとエラーになる。
Javascript - シ、シンボル(Symbol)って何?
JavaScriptのBigIntを勉強してみた
##リテラル型
プリミティブ型を細分化した型

const a: "hoge" = "hoge";
const b: 5 = 5;
const c: true = true;

"hoge"という型をもつ定数aには"hoge"というstring(文字列)のみ代入できる。
5という型をもつ定数bには5というnumber(値)のみ代入できる。
trueという型をもつ定数cにはtrueというboolean(真偽値)のみ代入できる。

##プリミティブとリテラル型の関係性
リテラル型はプリミティブ型を細分化した型なので、これもOK

const tuna :"maguro" = "maguro";
const fish :string = tuna;

"maguro"型を持った定数tunaは、string(文字列)型を持った定数fishを細分化したものなので定数fishに代入できる。逆はNG。
##型推論
型名(型注釈)の宣言は省略できる。その場合、

constで宣言された定数はリテラル型が定義されるため、

const a = "apple";
const b = 1;

定数a"apple"
定数b1型をもつことになる。

対してletやvarで宣言された変数はプリミティブ型が定義されるため、

let c = "orange";
var d = 2;

変数cstring
変数dnumber型をもつことになる。

次回:【実務未経験】初学者が0から学ぶTypeScript②

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