#.gitignoreファイルを使ってみよう
##概要
.gitignoreファイルを使って複数のファイルをGitの管理の対象外にする方法をまとめました。
##環境
Git 2.13.1
Windows8
##詳細
.gitignoreというファイルはGitの管理下に置きたくないファイルを指定できます。
まずは、git initコマンドを使ったディレクトリで.gitignoreファイルを作成します。
WindowsのGUIから作成する場合、.gitignoreという名前で作成しようとすると「ファイル名を入力してください」とシステムに怒られます。
拡張子と勘違いされたのでしょう。
この問題を回避するためには「.gitignore.」という名前でファイルを作成すると解決します。
.gitignoreファイルが作成されました。
.gitignoreファイルが作成されたので早速使ってみましょう。
今回は、テスト用のファイルとしてtestfile1.txtからtestfile10.txtを用意しました。
git statusコマンドを叩いて作成されているファイルを確認します。
git status
Initial commit
Untracked files:
(use "git add <file>..." to include in what will be committed)
.gitignore
testfile1.txt
testfile10.txt
testfile2.txt
testfile4.txt
testfile5.txt
testfile7.txt
testfile8.txt
testfile9.txt
nothing added to commit but untracked files present (use "git add" to track)
しっかりとgitの管理下にtestfile1.txtからtestfile10.txtが入っています。
testfile3.txtからtestfile6.txtのファイルを.gitignoreを使って
Gitの管理から外そうと思います。
.gitignoreに対してGitの管理から外したいファイルを記述します。
#下に記述されたファイルがgitの管理から外れるよー
testfile3.txt
testfile4.txt
testfile5.txt
testfile6.txt
本当に管理から外れたのでしょうか。
再びgit statusコマンドをたたいて確認してみます。
git status
Initial commit
Untracked files:
(use "git add <file>..." to include in what will be committed)
.gitignore
testfile1.txt
testfile10.txt
testfile2.txt
testfile7.txt
testfile8.txt
testfile9.txt
nothing added to commit but untracked files present (use "git add" to track)
testfile3.txtからtestfile6.txtのファイルが管理から外れていることが確認できます。
しかし、個人的に.gitignoreファイルをもっと短縮して書けるのではないかと気になったので、書き直すことにしました。
結果、以下のような短縮ができました。
#下に記述されたファイルがgitの管理から外れるよー
testfile[3-6].txt
今回この記事を書いたおかげで.gitignoreファイルという存在とその使い方について知ることができました。
今後の開発にガシガシ生かしていきたいと思います。
以上です。