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株式会社エスツー

AWS Lambdaを使ってSlack botを作る方法

Last updated at 2022-03-15Posted at 2022-03-13

はじめに

AWS Lambdaを使って、簡単にSlack botを作られる方法をご紹介します。

お昼ご飯を選ぶBot (ランダム)
当番ローテーションBot (シーケンシャル)

前提

以下はすでに準備されている前提となります。

AWSアカウント

手順

1. Slack

1.1 Slack App 作成

Slack APIからアプリを作ります。

作成したアプリは後でも、名前、画像など修正ができます。

1.2 Slack アプリパーミッション追加

上記で追加したアプリを使って、Slackチャンネルに飛べるようにパーミッションを与えます。

Slackチャンネルに作成したアプリ(bot)が追加されました。

2. AWS Lambda

2.1 AWS Console

AWSにログインして、Lambda関数を作成します。
今回はPythonコードを使うので、Pythonを選びます。

2.2 Git hub（ソースをダウンロード)

上記のgithubでコードファイルをダウンロードします。

Lambdaにダウンロードしたzipファイルをアップロードします。

上記のようにファイルがアップされます。

2.3 お昼ご飯Bot(Random Bot)作成

slack-lambdabot-main(上記でダウンロードしたzipファイル)を中身にある、
slack slack_sdk lambda-random.pyをlambda-test(最上位ディレクトリ)にドラッグ&ドロップします。

lambda-random.pyファイルの名前を変更します。
(lambda-sequence.pyは下記の手順で使いますので、残しておきます)

2.3.1 環境変数設定

コードを利用するため、環境変数を追加します。

Slack ApiのBot User OAuth Tokenをコピーします。

Slack チャンネルからチャンネルIDをコビーします。

上記のように環境変数の編集をクリックして、キーと、値を入力します。
LUNCHの値は,で値を認識します。

コーピタブーでコードをDeployして、テストをしてみます。

上記のようにランダムで値に入力した、Lunchメニューが飛んでくると、成功です。

2.4 当番ローテーションBot

def lambda_handler(event, context):
    
    from os import environ
    from slack_sdk import WebClient
    from slack_sdk.errors import SlackApiError
    from datetime import datetime

    client = WebClient(token=environ['SLACK_TOKEN'])
    touban_list = ["オンジョ","チョンサン","ナムラ","スヒョク","グィナム"]
    today = datetime.now() 
    start_day = datetime(2022,3,13)
    try:
        response = client.chat_postMessage(
            channel=environ['SLACK_CHANNEL'],
            text=f"今日の当番は{(touban_list[ (today-start_day).days % len(touban_list) ])}さんです")
        print(response)
    except SlackApiError as e:
        # You will get a SlackApiError if "ok" is False
        assert e.response["error"]    # str like 'invalid_auth', 'channel_not_found'
    return 0

touban_listに当番を方の名前を、start_dayのdatetimeを当番が始まる日に変更すると当番を特定な時間に飛べるようにできます。

lambda_randomの代わりにlambda_sequenceをlambda-testにドラッグ&ドロップして、先と同じように名前もlambda_functionに変更します。

修正しましたら、コードをDeployして、テストしてみます。

当番の方の名前が飛んでくると、成功です。

2.5 トリガーを追加

上記で作成した、アプリをアラートを欲しい時間に飛んで来れるように設定します。

トリガーを追加をクリックして、EventBridgeを追加します。

今回は毎週月曜日から金曜日まで午前10時にトリガーを設定します。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/eventbridge/latest/userguide/eb-create-rule-schedule.html
Cron式の設定は上記のURLをから確認できます。
*AWSはUTC時間を使用しているため、JST(UTC時間+9)に変更する必要があります。