256GBのマイクロSDに音楽を入れた!
256GBのマイクロSDを入手した。もっている音楽はロスレスであるため、約1万曲(20,687ファイル)で200GBほどになり、これまでは持ち歩くのことが不可能だったのだ。やっと持ち運び可能になる。普通おなじことをiPod(MP3)で行えば、圧縮率を1/10とすれば20GBになるので2001~2003年くらいには可能だったはずなので、もう周回遅れどころの話ではない。最先端を生きているのか、最後尾を生きているのか、自分でもよくわからない。
1.8HDD
一度たしか2004年ごろに、東芝のHDDを使った音楽マシンを使ったことがあって、そのときのハードディスクは1.8型で20GBだったか40GB程度で、それなりではあったが、それでも曲を選んで入れるのがたいへんで、選ぶというのは人間の価値観の反映だから、かんたんには行えないのだった。ハードディスクはすぐに壊れた。1年もたなかったと思う。このときに、選ぶのは駄目だと痛感した。選ぶとか好みとかをちゃんとすることは無理だと感じた。
latest or newest or explorer
もっとも、iTunes(2001/01/10)は15年経ってもまだ違うと個人的には思うし、iPodは最大でも160GB(1.8型HDD版か)程度なので、まだ達成していないようには思うけれども。つまり最先端であることはあるのだと思うのだが、まあそれはよい。
なにを達成したいのか、というゴールの設定が、アップルとは違うのだなとは思う。つまり、聞こえない音ならなくてもいいと大胆に割り切るか割り切らないか、というようなところである。
なぜ音楽好きがそれでよいと思うのか、我慢強いのか、調教されちゃったのか、それ以外には選択肢がないとだまされたのか。よくわからないけれども、すくなくともわたしはアップル主義者ではないようだ。Mac miniはもっているし、もっと深くMacにコミットしていたこともあった気がするけれどもまあそれはどうでもいい。
copy 2 micro SD
ともあれそれで、256GBのマイクロSDに、200GBの音楽と、その他のデータ約30GB程度をコピーすることにした。
最初に30GBをコピーするのだが、ここで悩むのが接続方式である。
Windows10のPCとElite X3を繋ぐ接続方式は、MSC、MTP、PTPの3種類がある。 MSCはマスストレージクラスでUSBメモリやUSBのHDDと同じ接続方法。MTPはメディアデバイスとして接続する(Media device)方法。PTPはカメラとして接続する方法である。MTPとPTPの切り替えは、USB接続時の通知メッセージから行うことができるというが、できなかった。そもそもMTPとしてメディアデバイスとして接続すると、PCから単純なディスクドライブとしてマウントするわけではないので、変換に時間がかかる。どのくらいかかるかというと、30GBをコピーするのに24時間くらいかかるのだった。やってみた。
1week 2 6hours
で、さすがにこれはどうよと。30GBで1日なら200GBは1週間だ。単なるコピーを1週間連続で行うのもどうかと思うが、もし途中でエラーになって再開するとしたら、ファイルシステムの整合性をチェックする必要があって、そういうことをしてぱくれないわけだ。あるいはしてくれるかもしれないが、半分手作業だったりして、まあありえないな~と。
そこで、あらためて256GBのマイクロPDをElite X3から取り出して、タブレットPCに入れた。富士通のArrowsである。OSはWindows10だ。これに、音楽の入っている4TBのハードディスクをUSBで接続した。どちらも完全にファイルシステムとしてマウントしているわけでこれが最速である。それでコピーした。だいたい15MB/s程度の速度は出ていて、合計のコピー予測時間は約6時間。7日かかるのに較べて、ざっくり1/24くらいの速度が出るわけだ。あれ計算あってるよね。うん。あってる。概算である。MSCはMTPより24倍速い。
future
一度コピーしてしまえば、あとは差分だけなので、こんなにはかからないはず。それにしても、いずれはWifi, FTPなどを含めて、シンクロの方法を検討する必要があるな~。
Elite X3は最大で2TBのマイクロSDを使用できて、まだそんなマイクロSDは販売していないか、あるいは高額で購入できないのではあるけれども。256GBで2万円だから、単純計算すると1TBで8万円、2TBで16万円になる。たいした金額ではないけれど、所有している全データ約4TBを入れることはできないので、いずれ4TBを駆動できるマシンとメディアが出たときには入れ換えが必要で、その作業時間はぜんぶロスになる。まあ世代的にβ/VHS、LD、DVD、Blu-rayなどとメディアチェンジしてきたのだから、いまさらメディアチェンジに対する忌避感は大きくはないがそれにしても、である。ビバデジタルなのであって、シンクロは楽なのに越したことはない。