はじめて？のSOLIDWORKS
使用ソフト：SOLIDWORKS 2018
SOLIDWORKS(というか3DCADソフト全般)をはじめてつかうときに知っておきたかったな～と思うこと。
１．SOLIDWORKSを起動したらやること
SOLIDWORKSを初めて使う人向けのチュートリアルということで，初めにやっておくべき事を書きたいと思います。
テンプレートとして保存して，次回からはデフォルト設定とすることをおすすめします！
①原点の表示
後々いろんなところで困ったことになるので，必ず原点は表示させましょう！
原点を表示する手順
目玉マークの右にある▽をクリック...
すると面や軸など，様々なものの表示設定がでてくるので原点をクリック...
原点が表示された！
スケッチを描くときは必ずこの原点を基準に描いていきましょう！
目玉マークが押されている(写真のように...)と面や軸など，つくったもの以外がすべて非表示になります。
見えるはずのものが見えないときは目玉をクリックしてみましょう！
②面の表示
慣れてくればやる必要はないですが，SOLIDWORKS(というか3DCAD全般)では
「どの面にどんなスケッチを描くか」
をとても大切にする必要があります！
思ったところと違う面に描いてた....
とならないように慣れるまでは表示させておきましょう！
面を表示する手順
「正面」で右クリック...
目玉マークをクリックしましょう！
他の面についても同じように表示して...
面が表示されました！
この面にスケッチを描いて押し出しやカットすることで3Dのモデルをつくっていきます
ここまでできればあとは好きなものをつくるだけ！
2.遊んでみる
なんとなく 「田」 の漢字ブロックを作ってみましょう！
ぜひ自分の名前でどうぞ
スケッチを描く準備
まずはどの面にスケッチを描くかを決めます
正面を右クリックしてスケッチボタンをクリック...
このままでは描きづらいので「正面」を真正面に向けましょう！
表示方向ボタンをクリックして，「正面」をクリック...
スケッチを描く準備ができました！
スケッチを描く
スケッチツールの中から四角形を描くボタンを探して「矩形コーナー」をクリック...
SOLIDWORKSはツールバーの場所を自由に移動できるため，写真の場所にボタンが見当たらないかもしれません。
かならずどこかにありますが，どうしても見当たらない場合には「ツール」をクリックして探してみましょう！
原点からテキトーな大きさの四角を描く...
スマート寸法で各辺の長さを設定する...
スマート寸法ボタンを押す→辺をクリック→値を入力
SOLIDWORKS(というか3DCAD全般)では，自分が行った操作(スマート寸法設定など)を確定させないとほかの作業ができないことがほとんどです。
SOLIDWORKSでは，enterキーを押すか，チェックボタンを押すことで確定できます。
トラブルの原因になるので意識しましょう！
四角の中にもう一つ，少し小さい四角を描く....
描いた図をshiftキーを押しながら選択する...
円形パターンでコピーする...
不要な線をトリムで削除していく....
トリムにも種類があるので，いろいろ試してみましょう
「田」が描けました！
この「田」を立体的に押し出してみる...
スケッチを選択→フィーチャーの押し出しボスをクリック→押し出したい面をクリック
フィーチャー(押し出しなど)を設定する時には，「どのスケッチに対して適用するか」を意識しましょう。
スケッチを選択せずにフィーチャーを適用しようとするとエラーが出ます。
立体的な「田」ができました！
ここまでできればあとは好きなものを作って遊ぶだけ！
では，お疲れさまでした。