1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Windows11でプロキシ設定を全ユーザに適用させる

Last updated at Posted at 2021-11-09

Windows11でプロキシ設定を全ユーザに適用させる

はじめに

複数のローカルユーザに同一のプロキシ設定を適用する方法です。
通常はProxy.pacで自動構成されるか、ADで何とかするため、
殆どの場合、この手順が必要になることはありません。
ただ、環境要因でProxy.pacを正しく読み込めないWG環境の端末
(共有PCで複数のローカルユーザーを使い分けている)があったため、
下記手順にて解決しました。

条件

  • Windows 11 Proであること
  • 設定者は管理者権限を有していること

ローカルグループポリシーを編集する。

ローカルグループポリシーエディタの起動

検索窓に「gpedit」と入力し、ローカルグループポリシーエディタを起動する

設定を変更する

  1. 「コンピュータの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>Internet Explorer」を開く。
  2. 「コンピュータ別にプロキシを設定する(ユーザ別ではなく)」の項目を開いて有効にする。

これでユーザ権限ではプロキシが変更できなくなりました。
※ この時点でユーザ権限で設定していたプロキシ設定は一度リセットされます。

以前はIEを管理者権限で開いてプロキシ設定を行うことで、
全ユーザーに対してプロキシ設定が適用されていました。

しかし、IE廃止後は上記の手順が使えなくなりましたので、次の手順を踏みます。

IEのインターネットオプションを直接開く

IEは消えましたが、インターネットオプションは、「ファイル名を指定して実行」で
「inetcpl.cpl」を指定すれば開くことができます。

なお、普通に開くとユーザ権限で開いてしまうため、
[Ctrl]+[Shift]+[Enter]で開いてあげましょう。
エクスプローラで "C:\Windows\System32\inetcpl.cpl" にアクセスし、
右クリック→管理者権限で実行でもいいですが……。

プロキシを設定する。

開いたインターネットオプションのウィンドウから「接続」タブを開き、「LANの設定」をクリックします。
あとはそれぞれの環境に応じたプロキシ設定を行えば完了です。

まとめ

Windows10までのIEを使ってプロキシ設定を全ユーザに適用させる方法は多く出てきましたが、
IE廃止後はこれで対応できます。

参考文献

WindowsのProxy設定を全ユーザ共通化する(@ktyubeshi さま)

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?