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Node-RED で watsonx を触ってみる

Last updated at Posted at 2023-11-22

参考URL

概要

ノーコードツール [Node-RED] を使用して watsonx を触ってみます。

基本的には、参考URLに記載させていただいた dotnsf さんの記事をなぞります。

API ACCESS TOKEN の取得

watsonx のAPIを利用するために、API AccessToken を取得します。

IAM 画面

IBM Cloud にログインし、画面上部の「管理メニュー」から「アクセス(IAM)」を選択します。

image.png

APIキー 画面

【IAM画面】に遷移したら、画面左メニューの「APIキー」をクリックします。
【APIキー】画面に遷移したら画面右側の「作成ボタン+」ボタンをクリックします。
image.png

IBM Cloud API キーの作成ダイアログ

【IBM Cloud API キーの作成】ダイアログが表示されたら「名前」に任意の名前を入力し、ダイアログ下部の「作成」ボタンをクリックします。
image.png

しばらく待つと、【APIキーは正常に作成されました】と表示されるので、下部の「コピー」をクリックして、APIキーをコピーしておきます。コピーが完了したら画面右上の「×」ボタンでダイアログを閉じます。
image.png

watsonx の準備

IBM Cloud コンソールで Watsonx を利用できるようにします。

Watson Machine Learning リソースの追加

IBM Cloudコンソールの上部検索バーに [Watson] と入力し、サジェストされる Watson Machine Learning をクリックします。
image.png

【Watson Machine Lerning】画面に遷移したら、画面右側の「利用規約」にチェックを付けて「作成」ボタンをクリックします。
image.png

Watson Machine Learning の起動

【Cloud Pak for Data および watsonx の Watson Machine Learning】画面に遷移したら、画面中央部の「起動」ボタン横の矢印ボタンをクリックして表示されるリストから、「IBM watsonx」をクリックします。
image.png

しばらく待つと、【watsonxへようこそ】ダイアログに遷移します。ツアーを開始するかどうかを尋ねられるので、ダイアログ右上の「×」ボタンをクリックしダイアログを閉じます。
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プロンプト・ラボの準備

【IBM Watsonx ホーム画面】で「ファウンデーション・モデルを試し、...」のプロンプト・ラボをクリックします。
image.png

Watson Studio がプロビジョンされていない場合

【Watson Studio サービスが検出されませんでした】ダイアログが表示されるので、「サービスの関連付け」ボタンをクリックし、Watson Studio をプロビジョンします。
image.png

【Watson Studio】のセットアップダイアログが表示されるので、画面右の「作成」ボタンをクリックします。
image.png

Node-RED でフロー作成

node-red-contrib-dotnsf-watsonxai Node の追加

こちらのページでdotnsfさんが公開している watsonai 用のノードを追加します。

【Node-RED エディター画面】右上の 「Ξ」ボタンをクリックしメニュー一覧を表示します。
【ユーザ設定】ダイアログの ノードを追加タブをクリックし、検索欄に node-red-contrib-dotnsf-watsonxai と入力します。
結果一覧に「node-red-contrib-dotnsf-watsonxai」が表示されるのでクリックしてNode-REDに追加します。
image.png

フローを作成する

「node-red-contrib-dotnsf-watsonxaiノード」を試すためのフローを作成します。
以下のノードをエディタに配置して接続します。

  • inject
  • watsonx.ai
  • debug

image.png

フローのコード

[{"id":"5a60186cc1bb2129","type":"tab","label":"WatsonX","disabled":false,"info":"","env":[]},{"id":"2da45e5580740ace","type":"inject","z":"5a60186cc1bb2129","name":"","props":[{"p":"payload"},{"p":"topic","vt":"str"}],"repeat":"","crontab":"","once":false,"onceDelay":0.1,"topic":"","payload":"","payloadType":"date","x":180,"y":80,"wires":[["2776363a5daed759"]]},{"id":"bf3b68002f066c91","type":"debug","z":"5a60186cc1bb2129","name":"debug 5","active":true,"tosidebar":true,"console":false,"tostatus":false,"complete":"false","statusVal":"","statusType":"auto","x":500,"y":220,"wires":[]},{"id":"2776363a5daed759","type":"watsonx.ai","z":"5a60186cc1bb2129","name":"","apikey":"","project_id":"","model_id":"ibm/mpt-7b-instruct2","only_firstline":false,"x":330,"y":160,"wires":[["bf3b68002f066c91"]]}]

ノードを設定する

各ノードが正常に動作するように設定します。

inject ノード

watsonx.ai に問い合わせるためのプロンプトを、文字列として payload に設定します。

image.png

プロンプトサンプル

入力:\nAbout Watson Discovery\\nIBM Watson® Discovery is an intelligent document processing engine that helps you to gain insights from complex business documents.\n翻訳\n

watsonx.ai ノード

watsonx.ai のAPIを利用するための設定情報を入力します。
image.png

API Key

こちらの画面で作成した API Keyを入力します

Project ID

【IBM Watsonx ホーム画面】の下部にある「プロジェクト」からプロジェクトをクリックします。
image.png
【プロジェクトの詳細画面】に遷移したら「管理タブ」をクリックします。
【一般メニュー】に プロジェクトID が表示されているのでコピーして、ノードの設定ダイアログに貼り付けます

image.png

実行

injectノードをクリックして実行します。
いままでの設定が正しい場合、Node-REDのデバッグウインドウに watsonx.ai の結果が表示されます。

image.png

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