以前、Amazon SES で受信したメールをLINEに転送する という記事を書きましたが、通知を受け取るには「お友達登録」する必要がありました。今回は [LINE Notify] を使ってもっと簡単にLINEで通知を受け取れる手順をまとめておきます。
LINE Notify
トークン準備
LINE Notyfy のページでログインします。
あらかじめ LINEアプリで「ほかの端末と連携」→「ログイン許可」をしておく必要があると思います。
LINE notify にログイン出来たら画面右上の自分の名前をクリックし「マイページ」をクリックします
マイページが表示されたら トークンを発行する
ボタンをクリックします
トークン名を入力と自分が参加しているトークルーム一覧がダイアログに表示されます。トークン名には任意の名前を入力し、トークルームは1"1で LINE Notify から通知を受け取る
を選択します。選択が終ったら「発行する」ボタンをクリックします。
プログラムで利用するトークンが表示されるので、どこかにメモしておきます。
Node-RED
フロー作成
メッセージ送信検証用のフローは以下になります。
http request ノード設定
http request ノードはメソッド
を 「-msg.methodに定義 -」に変更しておきます。
Function ノード
Function ノードのソースコードは以下の通りです。ご自身で発行したトークンには、適切なトークンを設定してください。
var token = "ご自身で発行したトークン";
msg.headers = {
"Content-Type" : "application/x-www-form-urlencoded",
"Authorization" : `Bearer ${token}`
};
msg.method = "POST";
msg.url = "https://notify-api.line.me/api/notify";
msg.payload = {
message: "テスト送信"
}
return msg;
ソースコードを記入できたら「デプロイ」ボタンをクリックします。
動作テスト
Inject ノードをクリックしてフローを実行します。フローが正しく設定できた場合は、LINE アプリに通知が届きます。
終わりに
メッセージの通知だけを行うのであれば LINE Notify はとても簡単に実装することができました。IoTデバイスの操作やセンサー情報の通知などもラクラク実装できるので、Node-RED との組み合わせで夢が広がります。
これからも良き Node-RED ライフをっ!