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【UiPath】新しいモデル学習体験「Active Learning」 - データ出力編

Last updated at Posted at 2024-06-07

はじめに

  • 本記事では、Document Data オブジェクトからデータを取得する実装サンプルを紹介します。
  • 記事の内容は、個人の見解または確認結果であり、UiPath の公式見解ではありません。
  • 製品仕様や参考画像は 23.10 バージョンのもので構成しています。

Document Data オブジェクトからデータを取得する

ドキュメントデータを抽出

  1. 「パスの存在を確認」アクティビティでILocalResource型の入力ファイル(変数)を用意します。
  2. DUのモダンプロジェクトで作成(デプロイ)した抽出器を選択します。
    (インストールしたパッケージ情報:"UiPath.DocumentUnderstanding.Activities": "[2.9.2]")

財務諸表15.JPG

フィールドを指定して値を取得

標準フィールドの値はDataプロパティの中から対象フィールドを選択するだけ!

財務諸表17.JPG

明細フィールド(表データ)は「繰り返し(コレクションの各要素)」を配置し、
ドキュメントデータ.Data.Items を入力します。

財務諸表18.JPG

こうすることで currentItem のプロパティから対象フィールドを選択できます。

財務諸表19.JPG

とりあえずデータを全部出力したい

「繰り返し(コレクションの各要素)」を配置し、
ドキュメントデータ.DocumentMetadata.ResultsAsDataTables を入力します。
(Argument Type は DataTable)

財務諸表20.JPG
財務諸表21.JPG

標準フィールドは「RootDocumentFields」、表データは「Items」というテーブル名の様です。

財務諸表22.JPG

(例:Item.csv の中身)
財務諸表23.JPG

さいごに

いかがでしたでしょうか。Document Data オブジェクトから直接取得したいフィールドを選択できるため、直感的にわかりやすく助かります。
クラシックでは「抽出結果をエクスポート」アクティビティがありましたが、上述の通り、モダンでは ResultsAsDataTables プロパティで簡単にテーブル出力もできてしまいます。
これからDUをはじめる方は迷わずアクティブラーニングでいきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます(・ω・)ノ

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