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ドキュメンテーションコメントに画像を入れたら便利だった話

Last updated at Posted at 2023-12-06

はじめに

この記事は、Swift Advent Calendar 2023 の 5 日目の記事になります。

Swift とは少し離れてしまいますが、とあるコメントアウトの活用について思いついたので、書いていきます。

ドキュメンテーションについて

皆さんはドキュメントコメント、書いていますか?

Swift ではドキュメンテーションを Markdown で書くことができます。

詳細については、iOS Advent Calendar 2023 2 日目の記事をご参照ください。

ドキュメンテーションに画像を入れると便利だった話

アプリケーションの作成やライブラリを作成していると、「言葉で説明しにくい」という場面があります。
例えば、図形や info などの GUI での設定が必要な場合など。

先日、実際に仕事中で「iOS のアラートを修正する作業」をしていました。
そのコードにはコメントアウトで「タイトルとメッセージ、そして OK ボタンのみを表示する」とありました。(実際はもう少し複雑でした。)

そのままでもわかるのですが、直感でわかりにくいと考えました。
ドキュメンテーションが Markdown で書けるのを思い出し、「画像を入れると便利では?」と考え、ドキュメンテーションに画像を入れると便利だったので紹介します。

ドキュメンテーションに画像を入れる方法

通常の Markdown に画像を挿入するのと全く同じ方法で挿入できます。
公開されている画像のリンクを貼ることで表示されます。

/**
こんな感じで表示することができます。

 ![sampleAlert](https://docs-assets.developer.apple.com/published/0cff729929299215768582c2a1e8a21c/SwiftUI-Alert-OK~dark@2x.png)
 */

または以下のように書いても出力されます。

///
///こんな感じで表示することができます。
///
///![sampleAlert](https://docs-assets.developer.apple.com/published/0cff729929299215768582c2a1e8a21c/SwiftUI-Alert-OK~dark@2x.png)
///

出力結果は以下のようになります。

使用する場所

上記の通り、「言葉で表現し難い処理」で使うのが良いです。
例えば、アラートや GUI 操作するもの。

また、コードブロックで書くことが多くなるので、Utils などの tools を格納する場所で使用することをお勧めします。

つまり、⌥ + クリックでプロパティやメソッドを確認する際です。

問題点

問題点として、公開されている画像ではないと表示できない点です。

サンプルの画像は、公式リファレンスからリンクを取得して表示しました。

そのため、Private のプロジェクトの場合は代替の画像を Public リポジトリか、技術記事等から選ぶ必要があります。

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