LoginSignup
5
2

独り言で解説するCarthageの導入方法

Last updated at Posted at 2022-05-27

オンボーディングにて

会社「では、Carthage でこのアプリを作ってください。よろしくお願いします。」
わい「ん、おかのした。(カルタゴ?)」

その夜
わい「はえー、カルタゴって地名なんやな」

わい「…そこに行けと?」

Carthageとは

↑が Carthage の GitHub やな。

この GitHub の About を見てみると。

A simple, decentralized dependency manager for Cocoa

日本語に直すと「Cocoa用のシンプルで分散化された依存関係管理ツール」と言っているんや。

...

さっぱりわからん...。

Cocoa というのは、MacOS 用のアプリケーションを構築するフレームワークのことやから。

要は、Carthage はたくさん存在するiOSアプリのライブラリを管理するツールってことやな。

Carthageのインストール

Carthage をインストールするやり方は沢山あって、主に以下の 4 つの方法があるんや。

  • リポジトリの main ブランチからクローンを作成する
  • インストーラー
  • Homebrew
  • MacPorts

Mac ユーザーは Homebrew をよく使うから(偏見)

今回は、Homebrewを使ったやり方を紹介するで。

Homebrewを利用したインストール

Homebrew を入れたことのない人は、ターミナルで以下を実行すると導入できるで。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

詳しくは、この記事を参考にするとええで。

Homebrew を導入できたら、同じくターミナルで以下を時刻すると Carthage がインストールされるんや。

brew install carthage

Cartfileの作成

いよいよCarthageをプロジェクトに導入していくで!

まず、Carthage を導入したいプロジェクトのディレクトリをターミナルで開くんや。

cd hogehoge/

hogehoge は導入したいプロジェクト名やで〜。

そしたら、touchコマンドで Carthage というファイルを作成するで!
この中に、使用したいライブラリを入れていくんや。

touch Cartfile

↑を実行したら、Cartfile を編集していくで!
編集できるのなら、どんなエディタを使っても OK やで〜。
Vim が好きな人は以下を入力すると、Vim が開いて編集が可能や。

vim Cartfile

Vim などの CUI 形式のエディタが苦手な人は、Finder からプロジェクトのディレクトリを開いて、GUI 形式のエディタ(VScode など)で編集するのも OK や。

最後に、使いたいライブラリを記述していくで!
具体的には、R.swift なら。

github "mac-cain13/R.swift.Library"

Alamofier なら。

github "Alamofire/Alamofire"

↑と記述するんやで。

これは主に GitHub の README に書いてあで。
それを参照して記述すると不具合なく導入できるで。
↓は実際の Alamofire の README や
スクリーンショット 2022-05-27 23.01.40.png

以上で、Cartfile の作成は終わりや。

Carthageの実行

Cartfile の作成も終わったので、Carthage を実行していくで!
今までは $ carthage update --platform iOS と入力していたんや。
しかし、Xcode12 以降からは、以下のコードを実行すると、.xcframework を作成してくれるんや。

carthage update --use-xcframeworks

実際に、プロジェクト内の Carthage/Build 以下に .xcframework が生成されているで。

最後に、Xcode 内の General から Frameworks, Libraries, and Embedded Content セクションに、.xcframework を追加するんや。

以上で、Carthageを利用したライブラリの導入は終了や。お疲れ様やで。

少し余談

実は、$ carthage update --platform iOS を実行していた際は Build Phase 設定をイジイジしなくちゃいけなかったんや。

XCFrameworks 対応後はそれが不必要になったんや!便利な世の中になったで。

まとめ

  1. Carthage を導入していない場合は、brew install carthage を実行
  2. プロジェクト下で Cartfile を作成
  3. Cartfile に使うライブラリを導入する
  4. Carfile を保存後、carthage update --use-xcframeworks を実行
  5. Xcode 内で、Frameworks, Libraries, and Embedded Content.xcframework を追加する

最後に

今回は初めて Carthage を利用した際に調べていたら、情報が古いものばかりだったので誰かの助けになればと思って書いてみました。はじめて Carthage を使う方、英語に苦手意識がある方に役立てば嬉しいです。
また、諸先輩方は間違った内容がございましたら、ご指摘のほどよろしくお願いいたします。

また、書き方はとある方の記事に影響を受けて、エセ関西弁の独り言形式で書いてみました。読みにくかったらサーセン

5
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
2