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iOSアプリをApp Storeに公開するまでの流れ

Last updated at Posted at 2021-12-02

はじめに

こんにちは、HCB Advent Calendar 2021の3日目を担当する、kudokaiです。
今年は個人開発のアプリをApp Storeにリリースしたこともあり、ストアに申請を出す手順を備忘録的にまとめようと思います。
リリースしてから4ヶ月ほど経つので思い出す作業も兼ねて書きます。
ここではApple Developerへの登録手順の説明は省きます。
※記事内に添付しているスクリーンショットは2021/12/2時点のものです。

申請までの大まかな流れ

  1. Certificate作成
  2. App IDs登録
  3. Provisioning Profile作成
  4. アプリをApp Store Connectに登録
  5. Xcodeを用いてアプリをアップロード
  6. App Store Connectでアプリの情報を編集
    1. スクリーンショット
    2. アプリアイコン
    3. プロモーション用テキスト
    4. 概要
    5. キーワード
    6. サポートURL
    7. ビルド情報
  7. 申請

やること多いんですよね...

Certificate作成

ここからはApple Developerサイトにアクセスして作業するのですが、公式で使用するブラウザはSafariを推奨しています。
Apple DeveloperサイトのCertificates Identifiers & Profiles にアクセス

Certificatesを選択し、+ボタンをクリック
スクリーンショット 2021-12-01 23.14.53.png

iOS Distribution (App Store and Ad Hoc)をクリック
スクリーンショット 2021-12-01 21.01.26.png

キーチェーンを使って作成したファイルを追加
スクリーンショット 2021-12-01 23.18.28.png

App IDs登録

Identifiersを選択し、+ボタンをクリック
スクリーンショット 2021-12-01 23.18.28.png

App IDsをクリック
スクリーンショット 2021-12-01 23.23.00.png

次の画面で「App」を選択し、Continueをクリック
スクリーンショット 2021-12-01 23.25.56.png

DescriptionにAppIDの説明、Bundle IDに開発中のアプリのBundle identifierを入力し、Explicitを選択
スクリーンショット 2021-12-01 23.29.19.png

Provisioning Profile作成

僕はこの辺りがよく分からずにAppleに何度も問い合わせメール送り、Xcode上でAutomatically manage signingにチェックを入れるとProvisioning Profileを自動で管理してくれるので特別な操作は不要になることが分かりました。
Automatically manage signing便利ですね。

Automatically manage signingにチェックを入れていない場合の流れを以下に記載します。

Profilesを選択し、+ボタンをクリック
スクリーンショット 2021-12-01 23.51.41.png

App Storeを選択し、Continueをクリック
スクリーンショット 2021-12-01 23.52.34.png

「App ID:」の欄から先ほど作成したApp IDを選択し、Continueをクリック
スクリーンショット 2021-12-01 23.54.10.png

該当するCertificateを選択し、Continueをクリック
B5NNESaOVvRZqAR1638370710_1638370820.png

Provisioning Profile Nameに任意の名前を入力し、Ganereteをクリック
スクリーンショット 2021-12-02 0.04.18.png

アプリをApp Store Connectに登録

Apple DeveloperサイトのApp Store Connect にアクセスし、マイAppをクリック。スクリーンショット 2021-12-02 0.31.01.png
次の画面で+ボタンをクリックし、「新規App」を選択

ポップアップが表示されたら以下を入力
プラットフォーム: iOS
名前: アプリ名
プライマリ言語: App情報がローカライズされていない国または地域で使用する言語
バンドルID: 該当するバンドルID
SKU: Appに割り当てる固有ID
スクリーンショット 2021-12-02 0.22.16.png

Xcodeを用いてアプリをアップロード

Xcodeを立ち上げ、Products→Archiveを選択。
Archiveが完了するまでしばらく待つ。
スクリーンショット 2021-12-02 1.20.42.png

Validate Appをクリック
スクリーンショット 2021-12-02 1.29.19.png
その後、画面の指示通り進んでいき、Validateまでクリック

Distibute Appをクリック
スクリーンショット 2021-12-02 1.32.00.png
その後、App Store Connect→Uploadの順に選択。
Upload可能になったら「Upload」ボタンをクリック。

App Store Connectでアプリの情報を編集

ここではリリース申請に必要なアプリ情報を編集する。
Apple DeveloperサイトのApp Store Connect にアクセスする。

申請には6.5インチ・5.5インチ・12.9インチのスクリーンショットが必要になります。
それぞれ最低1枚ずつが必要です。
スクリーンショット 2021-12-02 1.51.47.png

プロモーション用テキスト: アプリの説明欄の上部に表示される文章
概要: アプリの概要、機能の説明やアプリの特徴など
キーワード: App Storeで検索する際のキーワード
サポートURL: 問い合わせ用のURL
マーケティングURL: 別に空欄でも可
スクリーンショット 2021-12-02 2.00.26.png

Xcodeからアップロードしたビルドバージョンを選択する
スクリーンショット 2021-12-02 2.09.29.png

右側のメニューから「App情報」を選択する。
ここではアプリの名前・サブタイトル・カテゴリを編集する。
名前: アプリのタイトル
サブタイトル: 検索時にアプリタイトルの下に表示される
カテゴリ: アプリが分類されるカテゴリをプルダウンから選択
スクリーンショット 2021-12-02 2.16.28.png

プライバシーポリシーのURLを記載する。
スクリーンショット 2021-12-02 2.20.20.png

入力し終えたら保存ボタンをクリック。

申請

必要なデータを全て入力したら「審査へ提出」ボタンをクリックします。
提出し終えたら確認メールが届くので後は、申請が通ることを祈って待ちます。
無事、申請が通るとAppleからメールが届くので、App Storeに開発したアプリが公開されているか確認しましょう。
大体が48時間以内に申請結果が返ってくるそうです。
僕の場合は10時間くらいで申請結果が返ってきて、アプリを公開することができました。

さいごに

ここまでとても長かったですね...
僕自身、人生初めてのリリース作業だったのでとても時間がかかりました。
これからiOSアプリのリリース申請をする人へのお役に立てば幸いです。
内容の不備などがあればお知らせいただければ嬉しいです。
次のHCB Advent Calendarは、また僕が書く予定なので、お楽しみに!

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