閲覧いただきありがとうございます。今回は、私の前職での経験をもとに、プロジェクト進行について考察した内容を共有します。
前提
以前、勤めていた会社で社内ドキュメントの管理を刷新するプロジェクトにリードとして参画した際、他プロジェクトメンバーは全員、他部署から担当者がアサインされました。
キックオフミーティングは他の会議の影響で直前にキャンセルが相次ぎ、参加率は80%でスタートしました。この時点で既に不穏な雰囲気が漂っていました。キャンセルの理由を聞くと、プロジェクト自体の優先度がメンバーごとに異なっていることが明らかでした。中には「今のドキュメント管理で問題ない」という意見もありました。しかし、私は上司から強くプロジェクトの遂行を指示されており、今更プロジェクトを取りやめることはできませんでした。
結果として、プロジェクトは各部署の管理方法を再認識するだけで終わり、理想的な形にはなりませんでした。本来なら、全ての部署が一貫性のあるやり方に統合し、UX向上やマンパワーの削減時間などをターゲットにして進めるべきだったと思います。
社内プロジェクトが煮え切らない形で自然消滅や意味のない成果をだして終わってしまうのってあるあるなんですかね?
教訓
この経験から得た教訓として、プロジェクト進行において最も重要なのは以下の点だと考えます。
1. プロジェクトの目的とゴールの明確化
プロジェクトの目的とゴールを具体的に設定し、メンバー全員の認識を一致させることが重要です。これがプロジェクトのスタートラインとなると考えます。
2. コミュニケーション方法の設定
目的とゴールが明確になった後に適切なコミュニケーション方法や定期ミーティングの設定を行います。ゴールが明確になっていることでマイルストーンの認知もしやすくなっているはずです。これによりプロジェクトの問題も発見・解決されやすくなります。
プロジェクト進行において、これらの点を意識することで、成功率を高めることができると考えます。
以上、私の経験と考えを共有しました。ご覧いただきありがとうございました。