はじめに
初めてFlutter
でiOSアプリを開発した際のロードマップをまとめます。
初学者の方の助力になれば幸いです。
この記事ではアウトラインのみを記載しているため詳細は逐一検索して進めてください。
1. 開発環境のセットアップ
-
Flutter SDKをインストールする
docs.flutter.dev -
Xcodeをダウンロードしてインストールする
Simulatorでデバッグするためと完成したアプリをリリースするのために必要です
developer.apple.com -
VS codeをダウンロードしてインストールする
IDE(統合開発環境)として使用します -
Android Studioをダウンロードインストールする。
今回はIOSアプリを目的としているので不要ですがFlutterはマルチプラットフォームに対応しているので入れておくと今後の開発にgoodです。
FirebaseやAdmobのアカウント作成もやっておきたくなりますが、私の経験的には実装するCodeを書く段階になってから手をつけたほうがいいです。
2. アプリの開発
flutter create
から始まりウィジェットができるたびにflutter run --debug
を実行して確認しました。
flutterのコマンドは下の記事を参考にしました。
Firebase(ログイン機能やアプリ内データの管理)やAdmob(アプリ内広告)もこの段階で導入しました。
参考Codeの更新日時に注意
DartにNull safetyが実装される前のCodeをコピペするとエラーになるので注意です。(5敗)
4. Apple Developerアカウントの作成
- Apple Developer Programにサインアップする
- iOSアプリの証明書やプロビジョニングプロファイルを作成する
リリースできる形までアプリが完成したらApple Developer Programに登録します。私の場合(2024年5月)、支払いから承認までに3日かかりました。
5. アプリのビルドとアーカイブ
- Xcodeを使用してアプリをビルドし、アーカイブする
- アプリのバージョンやビルド番号を設定する
私が参考にした動画やサイトでは事前にApp Store Connect上でアプリを作成していましたが、私が実施した際はアーカイブ時にXcodeから作成できたのでそのほうがバンドルIDなどの記述を省けるので楽かと思われます。Xcodeの仕様次第なので公式ドキュメントを参照すべしです。
6. App Store Connectでのアプリの設定
- アプリの情報を入力する
- スクリーンショットやプレビュー動画をアップロードする
スクショはSimulatorのDbug
の文字が写っているとRejectされるので注意です。
画像の編集にはCanva
を使いました。
概要やキーワードはASO(アプリの検索エンジン最適化)に影響しますのでしっかり書くのが良いです。
7. 審査待ち
- Appleによるアプリの審査を待つ
- 審査に合格したらリリースする
8. リリース
- Appleからの承認後、App Storeでアプリをリリースする