##はじめに
Eclipse4.8が2018/06/27にリリースされたので、自環境に導入を試みました。
その際に行ったことについて、本記事内で触れていきます。
(この記事は結構急いで書いたので、そのうち時間ができたら修正するかもしれません)
(個人の好みが入っている場合がある(特に設定のカスタマイズ周り)ので、参考にする場合はよく考えてから導入してください)
##自環境
OS :Windows10(x64)
メモリ :16.0GB
Java(JDK):10.0.1
##構築資材ダウンロード
Eclipse4.8.0:http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/
Pleiades:http://mergedoc.osdn.jp/
##導入作業
###Eclipseの配置
・解凍したEclipseのディレクトリを任意のディレクトリに配置する。
[配置例]
D:\dev\eclipse
###Pleiadesのインストール
・Pleiadesのインストーラを起動し、上記で配置したEclipseに対して適用する。
###設定ファイルの編集
・eclipse.iniを以下のように修正する。
①-vm引数でJDK10のjavaw.exeを指定
②-Duser.nameの指定
③Xms、Xmxを書き換え。
[指定例]
###起動確認
・eclipse.exe -clean.cmdを実行し、Eclipseをクリーン起動する。
・[ウインドウ>ビューの表示>エラーログ]より、エラーログビューを表示し、エラーが発生していないことを確認する。
##設定のカスタマイズ
文字ばっかですいません。Twitterで導入時の設定メモしていたものをそのままコピペしています……。
[一般]
・ヒープステータスを表示:ON
[一般>Web]
・Webブラウザー
外部ブラウザーを使用
Chromeにチェック
[一般>エディター>テキストエディタ―]
・タブでスペースを挿入:ON
・空白文字を表示:ON
(可視性の構成より透過レベルを80⇒ひとまず20)
[一般>エディター>テキストエディタ―>スペル]
・エンコード:MS932⇒UTF8(※念のため)
[一般>セキュリティ>セキュアストレージ]
・PBEWithSHA1AndRC4_128に変更。
(どれが一番強固なのか不明……教えてエロイ人)
[一般>トレース]
・トレースを使用可能にする:ON
・トレース出力:標準出力
[一般>開始およびシャットダウン]
・始動時にワークスペースをリフレッシュ:ON
[一般>開始およびシャットダウン>ワークスペース]
・記憶する~数:10⇒5に変更
[一般>外観]
・ルック&フィール:Windowsクラシックに変更
[一般>外観>色とフォント]
・基本>テキスト・フォント>Myrica M
(文字セット:日本語)
※Myrica:https://myrica.estable.jp/myricahistry/
[一般>ワークスペース]
・テキスト・ファイル・エンコード:UTF-8
⇒ルック&フィール変更したので一旦再起動
[Ant]
・常にワークスペースと同じJREで新規Ant構成を実行:ON
[Ant>エディター>問題タブ]
・タスクの構成:警告
・プロパティ―設定タスク:警告
[Ant>エディター>フォーマッタ―]
・タブサイズ:2
・スペースの代わりにタブ文字を使用:OFF
・行の最大幅(文字):120
・長い要素タグの折り返し:ON
[Java>インストール済みのJRE>実行環境]
・JavaSE-10:jdk10[完全一致]:ON
[Java>エディター>保存アクション]
・保存時に選択したアクションを実行:ON
・ソース・コードのフォーマット:ON
・追加アクション:ON
(詳細は画像参照)
(クリーンアップなどの設定は末尾の方に添付)
[インストール/更新>自動更新]
自動的に新規更新を検索して通知:ON
[プラグイン開発>APIエラー/警告>APIの使用タブ]
・(上三つをすべて警告に設定)
[プラグイン開発>コンパイラー]
・非エクスポートパッケージ:警告
・プロジェクト固有のJava準拠設定の欠落:警告
・ファイル・エンコーディングの欠落または誤り:警告
・必須バンドルパッケージのバージョン欠落:警告
・エクスポートされたパッケージのバージョン欠落:警告
・インポートされたパッケージのバージョン欠落:警告
[実行/デバッグ]
・コンソール:コンソールのバッファーサイズ(文字):2147383
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[Java>コードスタイル>クリーンアップ]
・新規プロファイルを作成(ベースはEclipse(ビルトイン))
⇒(いじったところだけ画像で詳細添付)
⇒適用後、念のため物理ファイルにエクスポート。
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[Java>コードスタイル>コード・テンプレート]
・コメント:ファイル:(特にコメント必要ないので)コメントを削除
・コメント:メソッドのオーバーライド:コメントを削除
・コメント:GetterとSetterのコメントを適切に修正(~を取得/設定する)
・新規メソッドと型のコメントを自動的に追加:ON
⇒物理ファイルにエクスポート
※Getter/Setterについては悩みどころ(LimyEclipseとか。。。。)ですが、
LimyEclipseがEclipse4.8で使用できるかまだ分からないので、とりあえず設定だけはやっていくスタイル。
もちろん完璧にはできませんが、手動で修正する手助けにはなるはず……。(できればやりたくないなあ)
とりあえず設定した結果がご覧の有様だよ!
(……正直、Eclipse先生ここらへんフィールド名のJavaDoc拾ってくれたりしないですかねえ。(割と同じことをいろんな人が思っていると思いますが)
それとも、私の知らない間にそういう機能が実装され……てるとうれしいです)
なお、挿入できる変数を確認しましたが、やはり4.8においてもそれらしいものはない模様。
[Getterの設定]
/**
* ${bare_field_name}を取得する。
* @return ${bare_field_name}
*/
[Setterの設定]
/**
* ${param}を設定する。
* @param ${param}
*/
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フォーマッタ修正メモ(Java規約プロファイルベース)
[インデント]
・タブ・ポリシー:スペースのみ
インデントサイズ:2/タブサイズ:2
他は特に修正なし。
⇒物理ファイルにエクスポート
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[Java>コンパイラー>Javadoc]
・全部警告&private&ON
[Java>コンパイラー>エラー/警告>コード・スタイル]
以下以外全部警告
・外部化されていないストリング
・staticにできるメソッド
・潜在的にstaticにできるメソッド
[Java>コンパイラー>エラー/警告>潜在的なプログラミングの問題]
・全警告化
[ry)>>潜在的なプログラミングの問題]
※enumの不完全なswitchケース
→defaultケースが存在する場合も~はチェック外したまま。
[ry)>使用すべきではない制限されたAPI]
・全チェック
[ry)>不要なコード]
・添付画像の通り
[ry)>総称型]
・冗長な型引数:警告
・raw APIが原因で~:ON
[Java>コンパイラー>ビルド]
<一般>
・コンパイル単位で報告する問題の最大数:1000
<ビルド・パスの問題>
・互換性のない必須バイナリー:警告
ここらへんの設定を[ファイル>エクスポート>一般>設定]よりエクスポート
以 上