やりたいこと
とりあえずVirtualBoxにcentOS7を入れ、ローカルからSSHでアクセスできるように。
(SS撮るのを忘れてしまった……が、大体これで作れたハズ)
##前提条件
VirtualBoxがインストール済みであること。
##バージョンメモ
VirtualBox 5.1.22
centOS 7
#①centOS7を入手
以下のURLから、「CentOS-7-x86_64-DVD-1611.iso」をDLする。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/isos/x86_64/
(リンク切れ時用→ https://www.centos.org/)
#②仮想マシンの作成
- VirtualBoxを起動。
- 新規ボタンを押下し、画面に従って作成する。今回は以下のように設定した。
項目 | 設定値 |
---|---|
名前 | centOS7_lamp |
タイプ | Linux |
バージョン | Red Hat(64bit) |
メモリ | 1024MB |
ハードディスク | 仮想ハードディスクを作成する |
ハードディスクのファイルタイプ | VDI (VirtualBox Disk Image) |
物理ハードディスクにあるストレージ | 可変サイズ |
ファイルの場所 | デフォルトのまま |
仮想ハードディスクのサイズ | 8.00GB |
#③CentOSのインストール
- 作成したマシン「centOS7_lamp」を起動
- 起動ハードディスク選択で、①でDLした.isoファイルを選択
- 起動し、→install CentOS Linux 7を選択
インストール時に操作する言語
「日本語」を選択→続行
システム>インストール先
ローカルの標準ディスクをチェック(レ点チェックマークが付いていること)
システム>ネットワークとホスト名
- 画面右下の「設定」ボタン押下
- イーサネットをONにする
- 編集ポップアップ内の「IPv4のセッティング」を選択し、アドレスの設定をする
項目 | 設定値 |
---|---|
方式 | 手動 |
アドレス | 192.168.XX.XX |
ネットマスク | 255.255.255.0 |
ゲートウェイ | 192.168.GG.GG |
DNS | 192.168.DD.DD |
※自分の環境に合わせて設定する |
- 編集ポップアップ内の「IPv6のセッティング」を選択
項目 | 設定値 |
---|---|
方式 | 無視する |
ソフトウェア>ソフトウェアの選択
項目 | 設定値 |
---|---|
ベース環境 | GNOME Desktop |
選択した環境のアドオン | 互換性ライブラリ |
開発ツール |
インストールの開始
インストールを実行しながら、rootパスワードとユーザの設定をする。
インストールが完了したら、再起動
#④初期設定
- ライセンス契約に同意します。→完了
- ログインし、言語を日本語。キーボードは日本語(109キー日本語レイアウトのキーボード)を選択
※キーボードは自分の環境に合わせて選択する
#⑤GUIからCUIに切り替える
アプリケーション>ユーティリティ>端末
rootでログインしていない場合、suでルートに切り替えておくこと
CUIに切り替え
#systemctl disable gdm.service
再起動
#reboot
これでCUIに切り替わっているはず。
#⑥ネットワーク
- VirtualBoxで、作成した仮想マシンを選択し、「設定」ボタンを押下(仮想マシンの電源はOFFにしておくこと)
- ネットワーク>アダプタ1で、「ブリッジアダプタ」を選択
- MACアドレスをコピーしておく
MACアドレス設定
設定ファイル編集
#vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s3
コピーしておいたMACアドレスを、「:」で2文字ごとに区切って指定し追記
HWADDR=00:00:00:00:00:00
ネットワーク再起動
#systemctl restart network
アドレス設定確認
#ifconfig | less
#⑦SELinux無効化
現在の状態を確認
#getenforce
設定値 | 意味 |
---|---|
Enforcing | 無視する |
Disabled | 無効 |
常に無効化する
#vi /etc/selinux/config
以下のようにファイルを編集する
SELINUX=disabled
再起動
#reboot
以上、SSHからアクセスできたら作業完了。