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【ServiceNow】ダッシュボード・レポート機能を使ってみた

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2024年最初の投稿はServiceNowのダッシュボード・レポート機能について触れてみようと思います!
ServiceNowの本機能では何ができるかお客様に聞かれることもあるかと思いますので、ざっくり「こんな事ができます!」と説明できるよう役立ててもらえればと思います。

ダッシュボード画面

目次

ダッシュボード機能とは

ダッシュボードは、定期的に使用されるビジュアル化されたレポートをドラッグ&ドロップで1つの場所に集めるためのキャンパスです。
複数のビジュアライゼーション(レポート)でアプリケーションダッシュボードをデザインし、ユーザーに意義のある情報を整理して伝えることができます。
共有範囲はユーザー/グループ/ロール指定で設定可能です。

無題1.png
  

※補足
ダッシュボードでよく見られる「インシデントの概要」を例に取り上げています。
詳細は公式ドキュメント[インシデントの概要] ダッシュボードを参照ください。

  

レポート機能とは

レポートは、既存テーブル上のデータを整理・要約し、有意義な情報を図表化して可視化するための機能です。
開発者がアプリケーションのレポートを作成するのには、以下のような理由があります。
 ・トレンドの特定
 ・フィールド値の監視
 ・突出したデータを探す
 ・作業の追跡
 ・進捗状況の確認

以下のレポートタイプの中から目的に応じて可視化する形式を選択します。
棒グラフ
データディメンション全体で個々のスコアまたはスコアの集計を比較します。
無題2.png

円グラフとドーナツグラフ
円グラフとドーナツグラフには、全体を構成する割合が表示されます。
無題3.png

時系列
データを経時的に可視化します。
無題4.png

マルチディメンション レポート
複数のディメンションを使用してデータを可視化します。
無題5.png

スコア
1 つのデータポイントを可視化します。
無題6.png

その他
選択肢のグラフタイプが他にもあります。
無題7.png
無題8.png

※参考
各種レポートタイプの詳細説明については、
公式ドキュメント「レポートの作成」を参照ください。

  

レポートの作成方法

レポートはReport Designerを使用してGUIベースで設定可能です。
設定は以下の4つのタブと条件編集画面で構成されます。
 ・データ:レポートのデータソース(作成元となるテーブル)を選択

 ・タイプ:棒グラフ、円グラフ、ヒストグラムなどのレポートの視覚化の種類を選択

 ・構成:レポートタイプに基づくレポート構成を設定

 ・スタイル:レポートの外観を設定

無題9.png

ソートやフィルター条件も設定できます。
無題10.png

  
  

最後に・・・

今回はITSMのインシデント管理の例に挙げて試してみましたが、HRSD等でも利用されることが多いです。
<例>
・社内申請件数の合計や推移
・承認されるまでの平均時間 etc...
週次報告や月次報告資料を作成するのに是非とも役立ててください。:thumbsup::thumbsup:

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