今回はHRSDの機能のひとつ「リンクジェネレーター」を使って、HRプロファイルにLinkedInのページへつながるボタンを作成してみました。
目次
事前確認
- 管理者アカウントを使用するので、admin権限があることを確認してください。
スコープは「Human Resources:Core」を設定します。
- 【すべて】>【HRケースマネジメント】>【すべてのHRケース】>【オープン】に移動します。
- 【HRサービス】フィールドが【一般の問い合わせ】になっている任意のレコードを選択します。
- 【対象者】フィールド右側にインフォメーションアイコンだけが表示されていることを確認します。
隣りにLinkedInページへつながるボタンを作成して追加します!
人事ケースフォームにボタンを作成
- 【すべて】>【リンクジェネレータ】>【リンクの定義】を選択します。
- 【新規】を選択します。
- 次の項目を入力します。
【Webサイト名】:任意のサイト名(例:LinkedIn)
【WebサイトURL】:任意のサイトURL(例:https://www.linkedin.com/)
入力後、【更新】を選択します。
- 【すべて】>【リンクジェネレータ】>【リンクパラメーターの定義】を選択します。
- 【新規】を選択します。
- 次の各フィールドを入力、設定します。
【ディープリンク名】:任意(例:Subject Person LinkedIn Profile)
【Webサイト名】:任意(例:LinkedIn)
【リンクタイプ】:ボタンのリンク
【スクリプト】:以下の値を入力します
完了後、【送信】を選択します。
(function(current){
var a = current.subject_person.toString();
var gr = new GlideRecord('sn_hr_core_profile');
gr.addQuery('user.sys_id',a);
gr.query();
if(gr.next()){
return "in/"+gr.u_linkedin_id.toString();
}
return "not found";
})(current);
7. 【すべて】>【リンクジェネレータ】>【ボタンの定義】を選択します。
8. 【新規】を選択します。
9. 次の各フィールドを入力、設定します。
【ディープリンク名】:任意(例:Subject Person LinkedIn Profile)
【ボタン名】:任意(例:LinkedIn)
【ボタンの場所タイプ】:標準フォーム
【フォーム(テーブル)】:HRケース
【場所(フィールド)】:対象者
【アクティブ】:有効
完了後、【送信】を選択します。
対象者のユーザープロファイルの定義を設定
- 【すべて】>【HRプロファイル】>【HRプロファイル】を選択します。
- 設定する対象者のHRプロファイルを選択します。
- HRプロファイルテーブルにLinkedIn IDを入力する新しいフィールドを作成します。
【タイプ】:文字列
【列ラベル】:任意のラベル(例:LinkedIn ID)
【列名】:任意
【最大長】:40
【アクティブ】:有効
- フォームデザインを開き、作成したフィールドを表示するように設定します。
- 設定する対象者のHRプロファイルの【LinkedIn ID】フィールドに値を入力します。
入力後、【更新】を選択します。
動作確認
- 【すべて】>【HRケースマネジメント】>【すべてのHRケース】>【オープン】を選択します。
- 【HRサービス】フィールドが【一般の問い合わせ】になっているレコードに絞り込みます。
【対象者】フィールドが先ほどLinkedIn IDを設定したユーザーのレコードを選択します。
- 【対象者】フィールド右側に作成したボタンが表示されていることを確認します。
- 作成したボタンをクリックすると、LinkedInのページが表示されることを確認します。
最後に・・・
リンクジェネレーター機能を使ってみる目的で今回チャレンジしてみました。
実際に本機能を使って運用されている方がいらっしゃいましたら、使い方やアドバイスをぜひコメントください。