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GitHubでのリモートリポジトリ作成からローカルクローンまでの手順と注意点

Last updated at Posted at 2024-10-06

GitHubでのリモートリポジトリ作成からローカルクローンまでの手順と注意点

1. リモートリポジトリの作成

  1. GitHub公式サイトでリモートリポジトリを作成
    • GitHubにログインし、右上の「+」アイコンから「New repository」を選択
    • リポジトリ名、説明(オプション)を入力
    • 公開設定(Public/Private)を選択
    • 「Initialize this repository with a README」のチェックを外す(空のリポジトリを作成するため)
    • 「Create repository」をクリック

2. SSHキーの設定

SSHキーは、GitHubとの安全な通信を確立するために必要です。以下の理由から重要です:

  • セキュリティ:SSHは強力な暗号化を使用し、通信を保護します。
  • 認証:パスワードの代わりに使用され、より安全で便利です。
  • 自動化:スクリプトやCIツールでの使用が容易になります。
  • アクセス制御:特定のマシンからのみアクセスを許可できます。

SSHキーを設定することで、リポジトリへのセキュアなアクセスと操作が可能になります。

a. SSHキーの生成

ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"

パスフレーズの入力を求められたら、強力で覚えやすいパスフレーズを使用してください。
(複雑で長い、でも覚えやすいパスフレーズを使用)

b. SSHエージェントの起動

eval "$(ssh-agent -s)"

c. SSHキーをSSHエージェントに追加

ssh-add ~/.ssh/id_ed25519

ここでパスフレーズの入力を求められます。

d. 公開鍵のコピー

cat ~/.ssh/id_ed25519.pub | pbcopy

e. GitHubでSSHキーを追加

  • GitHubにログインし、右上のプロフィールアイコンから「Settings」を選択
  • 左サイドバーから「SSH and GPG keys」を選択
  • 「New SSH key」または「Add SSH key」ボタンをクリック
  • 「Title」フィールドにキーの説明を入力(例:「Work Laptop」)
  • 「Key」フィールドに公開鍵をペースト
  • 「Add SSH key」ボタンをクリックして保存

注意:パスフレーズ(Gravity9%Falls$Universe)は安全に保管し、忘れないようにしてください。このパスフレーズは、SSHキーを使用する際に必要となります。

3. ローカル環境の準備

  • ターミナルを開き、プロジェクトを配置したい場所に移動:
    cd /path/to/your/projects
    
  • 新しいディレクトリを作成し、そこに移動:
    mkdir your-project-name
    cd your-project-name
    

4. Gitの初期化

  • ローカルディレクトリをGitリポジトリとして設定するために必要
  • これにより、バージョン管理機能が有効になり、変更の追跡や履歴の管理が可能になる
git init

このコマンドは、現在のディレクトリを新しいGitリポジトリとして初期化します。

5. リモートリポジトリの追加

git remote add origin git@github.com:username/repository.git

このコマンドは、ローカルリポジトリにリモートリポジトリへの参照を追加します。'origin'は通常使用されるリモートの名前で、URLはGitHubリポジトリのSSH URLです。

6. 初期コミットの作成(オプション)

a. 空のリポジトリの場合:

echo "# My Project" > README.md
git add README.md
git commit -m "Initial commit"

これらのコマンドは、README.mdファイルを作成し、Gitのステージングエリアに追加し、初期コミットを作成します。

b. ローカルにファイルディレクトリ構成を作成した場合:

# ディレクトリ構造を作成
mkdir -p src/{components,pages,styles}
touch src/components/.gitkeep src/pages/.gitkeep src/styles/globals.css
echo "# My Project" > README.md

# 全てのファイルをステージングエリアに追加
git add .

# 初期コミットを作成
git commit -m "Initial project structure"

これらのコマンドは、基本的なプロジェクト構造を作成し、全てのファイルをステージングエリアに追加して初期コミットを作成します。

初期コミットが必要な理由:

  • リポジトリの歴史の起点を作成します。これにより、プロジェクトの開始点が明確になります。
  • 空のリポジトリにブランチを作成することができます。Gitは空のリポジトリにブランチを作成できないため、初期コミットが必要です。
  • プロジェクトの基本的な構造や説明を含むREADME.mdを追加することで、他の開発者がプロジェクトを理解しやすくなります。
  • ローカルでファイル構造を作成した場合、初期のプロジェクト構造をバージョン管理下に置くことができます。

7. リモートリポジトリへのプッシュ

git push -u origin main

このコマンドは、ローカルの'main'ブランチをリモートの'origin'リポジトリにプッシュします。'-u'オプションは、今後のプッシュとプルのデフォルトを設定します。

注意: 既存のファイルがある場合は、手順3の後にそれらのファイルをディレクトリにコピーし、手順5でそれらをステージングし、コミットしてください。

付録

  • GitHub Codespaceはオフラインや接続不安定時には使えないため、個人開発では利用を見送ったほうがいいかもしれません。
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