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【Study Crewで実践!】大学生の課題克服をサポートするDiscord Bot開発体験

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はじめに

このブログ記事では,私たち4人のチームが取り組んだ「Study Crew」というDiscord Botの開発プロジェクトについて,プロダクトの概要,チームの役割分担,秋学期中の開発の軌跡,そして私個人のふりかえりをお伝えします.

1. 開発したプロダクト:Study Crewとは?

概要

Study Crewは,授業課題を余裕をもってこなしたい,課題を先延ばしにしがちな大学生向けに開発されたDiscord Botです.

目的

大学生が課題に取り組む際に,友人と進捗を共有・記録し,モチベーションを保ちながら効率的に学習するためのサポートツールとして設計しました.

特徴

リアルタイム共有:既存のStudy plusとは異なり,友達の取り組み状況をリアルタイムで把握できる機能が備わっています.
記録機能:取り組んだ内容を記録することで,後から振り返りやすく,達成感を感じられる仕組みを導入しました.

使い方

DiscordサーバーにBotを追加する.
各ユーザが自分のタスクや取り組み状況を入力する.
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リアルタイムで友達の進捗が確認でき,互いにフィードバックや励まし合いが可能に.
授業ごとにチャンネルが分割されており,自分が履修している授業の課題を友人がどの程度終わらせているのかを確認することができます.
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進捗共有では,自分が課題を終わらせたタイミングで全員にどの時間にどの課題を終わらせたかを知らせることができます.
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2. チーム体制

Study Crewは,合計4人のメンバーで進められました.

  • こいで(私):開発者として,主にプログラミングやシステムの設計を担当.
  • こんどう:開発者として,機能の実装やコードのレビューを行いました.
  • もりしん:スクラムマスターとして,プロジェクトの進行管理,ミーティングのファシリテーション,チーム全体のモチベーション管理を担当.
  • りくと:プロダクトオーナーとして,Gitリポジトリによるプロダクトの管理,及びプロダクトのビジョンやユーザ要求の整理,機能優先度の決定を行いました.

3. 秋学期中のプロダクト・チームの軌跡

私たちは,常にMVP(Minimum Viable Product)の考え方を意識しながら,ユーザが抱える課題を解決するためのシンプルで効果的な機能の実装に注力しました.

各スプリントの取り組み

ユーザ視点の重視:各スプリントごとに実際のユーザ(チーム内のメンバーやテストユーザ)に使用してもらい,感想や改善点をフィードバックとして取り入れました.

レビューと振り返り

毎回のレビューで実際に使ってみた感想を元に,次のスプリントでの改良点を具体的に洗い出し,素早く実装に反映するサイクルを確立しました.

柔軟な対応

開発中に出てきた予期せぬ課題に対しても,MVPの精神を忘れず,必要最低限の機能でユーザに価値を提供することに徹しました.

4. 個人的なふりかえりと学び

今回のプロダクト開発を通じて,私は以下のようなことを学びました.

ユーザの視点の重要性

開発者主体のアプローチではなく,常にエンドユーザの利便性を最優先に考えることが,プロダクトの成功に直結すると実感しました.

スクラム開発の実践

定期的なレビューやフィードバックの収集,そして柔軟な対応が,プロジェクトを円滑に進めるために非常に有効であることを学びました.

今後の展望

今後の開発では,この経験を活かし,さらにユーザ中心のアプローチを徹底していきたいと考えています.特に,ユーザからの直接のフィードバックを取り入れた機能改善や,新たな価値の創出に注力する予定です.

おわりに

夏休みの後半から始まったチーム開発もいつの間にか4ヶ月が経過しました.途中で2回のプロダクトの方針転換やチームメンバの離脱等がありましたが,常にユーザのニーズに答えることを第一に考え,毎回のレビュー時に動くプロダクトによる生きたレビューをもらえることを意識していました.
Study Crewの開発を通して,チーム全体でユーザの課題に真摯に向き合い,必要最低限の機能で価値を届けることの大切さを学びました.この経験は,今後のプロジェクトに必ず活かせると確信しています.今後もさらなる改善と新たなチャレンジを続け,より多くの大学生が快適に課題に取り組める環境を提供していきたいと思います.

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