BIOS何それ?おいしいの?なビギナーが、クラウドファンディングでゲットしたCHUWI LarkBoxにM.2 SSDを指して、そっちにUbuntuを入れる話です。
M.2 2242 SSDの入手
AliexpressでKingSpecの M.2 2242 SATAのSSDを購入。注文してから3週間程度で届きました。
コネクタの形状が違う・・・ ですが、これ刺さって普通に認識します。色々調べたんですが、私が購入したのが B&M Keyという規格。で、LarkBoxは M Key(っぽい)規格。M Key(LarkBox)に刺さりますけど、SATA接続でしか動かないそうです。
まずはこの状態でデフォルトでインストールされているWindows10を起動してみます。
先ほど刺したディスクが未割当で認識されました。
UbuntuのインストールUSBを作成する
今度はその辺に転がっているUSBメモリを使ってUbuntuのインストールUSBを作成します。まずはUbuntu公式から好きなisoイメージをダウンロード。私は20.04.1にしました。
次に、UNetbootinを使って、isoからUSBのインストールメディアを作成します。(ちょっと時間がかかる)
BIOSをいじって、USBを起動順位1位に変更する
昔の記憶だと、F2とか押せばBIOSに入れると思っていましたが、なんだかうまくいかない。ちょっと詰みましたが、最近はF2やDELがデフォルトでは無効化されているという記事を発見。(追記:電源ON後、連打で入れるそうです)なので、
・Windows10の画面 → Shift + 再起動 トラブルシューティング
・詳細オプション → トラブルシューティング
・UEFIファームウェアの設定
で、BIOS画面に入りました。
インストール後の画面になっちゃうので、すでにUbuntuが存在しますが、、、USBメモリを指したままBIOS画面に入ると、BOOTメニューで優先順位が決められます。
USBを1位にしたいので以下のようにして、Save & Exit。
Boot Option #1 UEFI:Generic USB Flash ~(略)~
Ubuntuインストーラでパーティション切りつつインストール
インストールの方法は、他所でもっときれいな資料があるので、ドキドキしたところだけピックアップ。参考にしたのはエンジニアの入り口さん
【初心者でもわかる】Ubuntuのインストール方法まとめ。
ある程度進んだところで、インストール先を選ぶ画面が出てきます。
/dev/mmc* はeMMCで、デフォルトでWindows10が住んでいる領域。
/dev/sda が、追加で刺したM.2 SSDです。
色々悩みましたが、最後は「えいやっ」で以下のように切ることにしました。
/dev/sda1 ex4 30GiB
/dev/sda2 swap 12GiB(LarkBoxはRAMが6GiBなので、その倍)
/dev/sda3 ex4 20GiB
インストールが進むとフォッサさんが「がおー」してくれます。
ほどなくして、「再起動して」って画面になるので、再起動。
UBSインストールメディアはもういらんだろう・・・ とUSBを抜いたせいで、I/O error連発で全然再起動が進まない。。。 ちょっと強引に Alt+PrintScreen+B で強制再起動。
ちゃんと、UbuntuとWindowsが同居した状態にできました。私はUbuntu優先なので、このままにしていますが、Windows10優先の場合はもうひと手間いるようです。
感想(?)
さらっと書きましたが、途中で結構Google先生のお世話になる箇所があり、外のマシンからSSHできるまで3時間くらいはかかりました。VirtualBoxとかAWSとか、文鎮にしても困らない環境が整っていて、実機にOS入れるなんて経験なかったので、結構楽しかったしお勉強になりました。LarkBoxなんて、変態素敵な端末でデュアルブートなんて人はあんまり居ないでしょうけど、何かの参考にどうそ。