12月22日になりましたね。
年末まではもう少し
風邪を引かず皆さん元気に自キ活していきましょう!
昨日はYowkeesさんのトラックボール付きキーボードKeyball46 ~発売までの話~でした。
1月3日に実店舗もopenするみたいで、さして遠くないので是非遊びに行きたいなと思いました(^^)
本記事はアドベントカレンダーの22日目の記事です。
今回はKS Japanこと私MASROが2021年の自キ活を振り返ってみたいと思います
何分このような記事を書くのが初めてなので至らない所だらけですが、サラサラっと読んでもらえたら幸いです!
###それではまず私の簡単なプロフィールをご紹介します。
私は2021年4月に自キの世界に入り込みました。もともとPUBGやAPEXといったPCゲームをしていましたので、ゲーミングデバイスは非常に好きでPC等も自作で作ってました。
2021年3月当時使っていたのはAPEXPRO.duckyなどゲーマーの中では定番なものばかりでした。
そんな中、ふとInstagramを見ていたところ、GMMK PROと言うキーボードが目に留まりました。
今でもよく覚えていますが、キーボードにアルミ?え?スイッチ別売り?え?高っ!!が第一印象でした(笑)
そこから色々なサイトを漁るようになり寝不足が加速します。
そして色んな記事を見れば見るほど自キの奥深さ、デザイン性の豊富さ、自由度の高さに、ただただ驚き
それと同時に作ってみたい欲が物凄く出てきました。
そんな事を思いつつ私の自キライフが始まります。それでは2021年を振り返っていきます!
#~2021年3月〜
初の自作キーボードを作るべくGMMK PROを予約する。
スイッチのㇲの字も分からない私はYouTubeや色々なサイトで調べ、HollyPandaSwitchに行き着き、DROPで注文する。
その際フィルムや潤滑剤、スイッチ分解用具などいるものはリストアップし全部一気に揃えました。
もちろんめちゃくちゃ調べました汗
3月の後半にSwitchが来て、訳も分からずルブをしてみる(YouTube参照)
3時間半かかりようやく終了してかなり疲れたのを覚えています。
ステムも逆作用ピンセットで挟みながらした為、塗る時にポイッと何処かに飛んだりかなり苦戦してました。
(ホルダーの存在を知らなかった)
しかしここで問題が発生、何気なくTwitterでGMMK PROの事を調べていた時に、GLORIOUSさんは日本へ配送してないからなー('ω')
というツイートを見てプチパニックになりまして調べた所、やはり日本への配送はしておらず肩を落とし、3月は終わりました。
#~2021年4月~
しかし諦めきれず(GMMK PROを作る気満々だったので)連日連夜自作キーボードの動画を見漁り、ここから一気に寝不足自キ熱が加速しました。
先ずは自作キーボードのショップをリストアップして。
そこから今すぐ来る(IN STOCK)キーボードを探しました。
最初にたどり着いたKBDfansさんでKBD75V2に出会いました。
まだ何もわかってなかった私は適当にポチポチと買ってしまいました。
このキーボードを無謀ながら生配信で組みました。結果6時間を遥かに超えてしまったのが苦い思い出です。
配信上でかなり【ドラえもん】じゃんって言われたのを覚えています、今見てもドラえもんにみえますが(笑)
半田付けは得意でしたのでゆっくりでしたがミスもなく組めたことに非常に達成感があったのを覚えています。
実はこの時、既に2個目のキーボードも注文しておりKBD75V2が完成してすぐ着弾いたしました。
それが同じくKBDfansさんのD60WKLです。
なぜこのキーボードにしたのかと言いますと在庫がある中で見た目が派手だったと言う凄く単純な理由でした。
そしてそれと同時にキーキャップも注文しなければと思いまた私はYouTubeに潜り調べ、どうもGMKってやつがいいらしいぞと言う漠然とした考えから
GMKのキーキャップを探し出しました。
しかし!!!
どこにも在庫がないじゃないですか!え?どこで買えるの?
ここでもまたTwitterなどで調べました。
するとGMKはGBが基本で普通は買えないという壁にぶち当たります。
私はこれがいいと思ったら手に入れなければ気が済まないタイプなので色々探したところ。
え?DROPにあるじゃん!
GMK BELAFONTE & GMK HENNESSEYを購入
前回KBD75V2を組んだことにより今回のD60WKLは前回よりスムーズに訳3時間で完成。
使ったスイッチは調べて高評価だったGATERON INK Black V2を使用しました。
とりあえず2つ作ってみた感想は
###たのしい!!
#~2021年5月~
5月は私の仕事の関係上繁忙期に入り、プライベートの時間ができず全くキーボードが組めずにいました。
6月に向けてキーボードの勉強をしつつほぼ仕事で5月は終わってしまいました( ;∀;)
GBには1つ参加はしました。
###43Studio radianceTKL
送料が75$でかなり高かったのを覚えています。
#~2021年6月~
6月に入り少し仕事が落ち着いたがまだまだ忙しい日が続いていた。
そんな最中
またまたKBDfansから**TOFU60(Acrylic)**を購入
今回のプレートはカーボンプレート
使うスイッチはGateron milkBlackSwitch
PCBはDZ60rev.3
かなりオーソドックスな作りだと思う。金額も安いので初めてはここからやるのが一番良かったなと思いながら制作
このあたりからケースの静音化に興味を持ち出し色々な素材で試しだす。
この頃ハイエンドキーボードのkeycultを見て凄いなー。こんな抽選販売のキーボードがあるんだなーと思い、いつか私も自分でキーボードを作りたいなーと漠然と思い出す。
#~2021年7月~
7月に入りかなり仕事が落ち着きまたキーボード作りを再開していく。
それと同時にYouTubeを始めようと思い動画を作りだす。
この時期私的にはかなり衝撃的なことがあり、遊舎工房さんにFjellがまさかの入荷!
これは本当に予定外でした。
GBでも購入済みでしたが……悔しくて買いました←
つまり11月にもう一つFjellが来ると言うことです(笑)
キーキャップも一緒に購入させてもらいました!JTK Vostok-1 - Base + Novelties + Doubleshot Kit
スイッチは何かと話題になったEverglide Aqua King Switches
このスイッチは本当に滑らかでした。もう少しスプリングを軽くしたかったなとは思いますがおおむね満足です。
そして何よりステムのぐらつきが本当に少なかったです!
ビルド動画とタイピング動画を両方作ってますのでぜひ視聴してみてください!
##~2021年8月~
ここで初めてアーティザンキーキャップに出会いました。
なんだこの可愛いキーキャップは!!とかなりワクワクしました。
しかしアーティザンキーキャップも基本は抽選ですし、初めて参加した抽選がartkeyuniverse、KLC、keyCravingsの3つでした。
そして、肝心のキーボードですがMonsterGearのSangeo60を組みました。
このキーボードはウェイトのデザインがサメのデザインで非常に可愛いです。付属のアルミプレートも青色でマッチしていてかなり好みでした(^^)
Sangeo60の動画はMonsterGearの方から是非動画を作ってくれと、ロゴのデザインなどをメールで送ってもらい作りました。
是非見てください
このキーボードはベース価格が360$ですが、ハードケースやコイルケーブル等も入っていてかなりお得感はありますね。
スイッチはDurock linear L7 Switch (Smokey)を使用。
このキーボードから私はPCBにポロンを貼るようになったと思います。
新しく作るキーボードとしてKBD67liteR2の在庫が某ショップにあったので購入、ついでにKBDfansにKBD67用の真鍮プレートが出ていたので購入
標準がPCプレートだったので打鍵音の違いをまた動画にしようと思っていました。
そして8月になり始めてキーボードのコミュニティがある事を知り、サリチル酸さんの運営するサーバーに参加しました。
そして一番最初の印象は、
###【猛者しかおらん】
でした。
今でも何言ってるか全然分からない時もありますが皆さん優しく教えてくれたり非常に居心地がいいです(^^)/
#~2021年9月~
9月に入り、私は更に自キ熱が増しました。
ベトナムの友人と喋っていて、何気ない会話から
キーボード作る?と言う流れになり。
ここから私の最初の設計が始まります。
大まかなデザインを考え、それを3Dソフトで形にする。
そんな作業を丸2週間掛けてやりました。
全てにおいて手探りでしたしかなり不安要素もありましたが、
色々な方に助けをして頂きながら何となく形になりました。
この頃はまだ漠然としたデザインでした。
それと同時進行で約10年使ってなかった倉庫のリフォーム(DIY)も初めました。
キーボードは今後も増えるだろうし、収納スペースはいる。
じゃあ作ろう( ・ω・)”/”と思い立ち開始しました。
仕事の合間を縫って少しづつ述べ作業時間は4日ほどで完全させました!
撮影部屋兼作業部屋が完成して大満足でした👍
※私は電気工事士の資格を所有しておりますお持ちでない方は配線工事は控えてください。
そして肝心のキーボードですが、何と某ショップで紛失があったらしく、届かない事態が発生。
急遽、KBD67V3のケース、PCBを発注。
9月は作れないと思いましたが間に合いました。
KBD67 V3 MIRROR POLISHEDを組みました。
プレートは真鍮
スイッチはDIAMOND linearswitch
PCBはKBD67 MKII RGB V3
キーキャップはGMK Synthwave M170
ステムは初のウムピェでしたが非常に滑らかな仕上がりで大満足でした。
OsumeのKeycapも到着!こちらもめちゃくちゃ可愛かったです🥰
こちらもビルド動画、タイピング動画両方ありますので、良ければ是非みてコメント下さい🤝
#〜2021年10月〜
本格的にキーボードの設計に入っていきます。
この自キ界隈の方達は、やれPCBの設計だ、やれプログラムとレベルが高すぎて私には無理なので、餅は餅屋方式で
PCBは知り合いに丸投げ、私と友人のハンはケースのデザイン、設計などに注力しました。
色々な方に質問をし、特にサリチル酸さんには個人的にDMをして案を頂いたり、指摘して頂いたり。
感謝しておりますありがとうございます🙇♂️
初の設計なので、多分至らない箇所も多々あると思いますが。
好きの一心で作ったキーボード!
凄くワクワクしています。
名前は『HUYU65』
由来は単純。プロトタイプ(1号機)が出来る時期が冬だからです。それともう1つ。
私とハン2人の名前の頭文字でもあります。
ウェイト裏に彫った模様は日本の伝統的な模様『麻の葉』です。
この模様には成長の祈りを込めた意味がある為。
私の初めてのキーボードと言う事もあり採用。
更によく見れば雪の結晶にも見える副産物付きです🥰
かなり説明が長くなりましたが、10月にボトムの荒切削は完了。
やり直しや手直しも多かったですし、かなりハイペースで進めていますが品質は落とさないよう注意しています。
10月の進捗はこのような感じでした。
そして10月に組んだキーボードはコチラ!
購入前にZFrontierさんのInstagramにて投稿された画像が非常にクリアで綺麗なキーボードだと思い即購入しました。
金額も自キとしてはかなり安めの送料込み200$ほど、それでいてキーキャップ、スイッチ、スタビも付いてくる超お得仕様でした!
ケース全体の質感は悪くなく、クリアな部分の曇りはありませんし切削痕もごくわずかでかなり満足できるものでした。
しかし難点もあります。
###キーキャップが全く透明じゃない
ここだけが残念ポイントでしたね。
もちろんこのキーボードも製作動画は作ってますので是非ご覧ください(^^)
#~2021年11月~
暑い時期も終わり肌寒くなってきた11月。
HUYU65の進捗はかなりいい感じに進んでいます。
大まかな切削も終わりここから仕上げ研磨をした後アルマイトの工程になります。
今回採用した色はトップDEEP BLUE、ボトムSilver
濃い色はかなり難しく、少しのミスで色味がかなり暗くなってしまうのでかなり苦戦していましたが、何回かの試行の末このような色で落ち着きました。
##大まかな加工内容は以下の通り
###トップケース、真鍮重量、アルミパーツ サンドブラスト仕上げ(細目)
###ボトムケース内側サンドブラスト(中目)
###ボトムケース側面マシンポリッシュ仕上げ
###ボトムケース裏側ミル加工後ハンドポリッシュ
かなり欲張って加工を施したため、『これ大丈夫かな』と思うこともありましたが無事プロトタイプまで漕ぎつけました。
ここから細かなパーツの選定などをした後にプロト一号機が射出されます。
###ワクワクがとまらん!!
それと同時にキーボードを収納するスペースが足りなくなってきたので追加のDIYを施しました。
変更点は上部に4つキーボードを置くスペースを増設、俯瞰撮影用のアームが短かったので15㎝長いものと交換、反響音がしたので吸音材を配置
そして11月に組んだキーボードはコチラ
###KBD67lite R3
KBD67liteはエントリーモデルのキーボードです。
ケースはABS プレートはPC
マウント方式はガスケットではなく、シリコンで挟むようなサンドイッチ式になります。
BFのセールで何と驚異の$99
安過ぎてすぐ買いました←
今回から動画を4Kに変更しました是非ご覧ください☺
#~2021年12月~
そしてお忘れではないでしょうか?
ヤツが来るんです。
###Fjell R6 E White
まさか同じキーボードを2台組むとは思ってませんでした.....。
主なスペックはコチラ。
真鍮プレート
UltramarineStabilizer
tecsee Oreo Switch
粉黛塗装なのでムラがあるかなと思いましたがかなり綺麗でした。ここら辺は企業努力だなと思いました。
変更点は、ウエイトのデザインのみでそれ以外は特に変更点はありませんでした!
二個目なのでプレートをPOMにすればよかったなと思いました残念っ
###HUYU65 進捗状況
全パーツが完成し、12月19日にプロト一号が工場を出ました。本当なら22日のこの日に
組めているハズでしたが、少しイレギュラーがあり遅れてしまいました。
しかし年内にビルドビデオとタイピングビデオ両方出せればいいなと思っています☺
##2021年まとめ
さてここまでざっくりですが私の遍歴をツラツラ書いてきました。
かなり長くなってしまいました申し訳ないです( ;∀;)
私なりに今年を振り返るとかなり激動の年でした。
キボボ沼がこんなに深いとは思ってもみなかったです('Д')
しかし作っていて楽しいですし来年もいっぱい色んなキーボードと触れ合うんだろうなと思うと
ワクワクが止まりません。
2022年は更に色んなことに挑戦していきたいなと思います。
HUYU65のGBの開始、キボボのカスタム塗装実験隊、第二デザイン起こし、付属品等の製造、販売など。
YouTubeも凄くいろんな方に見ていただいて本当に感謝しています:)
これからも映像品質、構成、音質等改善しながらより良いものを提供出来たらなと思います!
以上!!私Masroのキーボード遍歴でした!(^^)/