私は基本情報などの下位試験を飛ばして、いきなり応用情報技術者(2023/6)に挑み、合格することができました。
当時は勉強方法に悩みましたので、その時に行っていた勉強方法の紹介を行います。
また、当時の反省を行いより効率的な勉強方法を考えたいと思います。
あくまでも私の自己体験に基づくものであり、合格を保証するものではありません。
おすすめの勉強方法(結論)
自分の経験に基づく下位試験を飛ばして応用情報に合格するための勉強方法から紹介したいと思います。
午前の勉強方法
基本情報の参考書を読み基礎知識を学ぶ
参考書は自分の好みで購入すれば良いと思います。 おすすめの参考書はキタミ式です。基礎から学べるためわからなくなることはないと思います。 基礎知識を習得すること、最後までやり通すことが重要であると思います。
過去問道場で午前問題を周回。
応用情報の午前試験は過去問の流用が多く、通説では過去問を抑えれば合格できるとおっしゃられている方もいます。 実際に私の体感としても過去問を抑えるだけで午前試験には突破できると思います。
何年分行うかは、午前試験の過去問流用データ(応用情報ドットコム)のデータと自分の勉強に充てることができる時間を比較して決めるのが良いかと思われます。
また、自分の場合は勉強時間を考え正答率が80%を超えたら午後に進みました。自分はここに一番時間をかけました。
午後の勉強方法
午後の重点対策(参考書)で勉強する
午後の重点対策という参考書を使用して勉強することをお勧めします。問題数が厳選されているため、 効率的に勉強するならこの参考書をお勧めします。
また、この参考書をおすすめする理由は追加で解説付きの過去問をPDFでダウンロードできるからです。(*2023年度版だけの可能性もあるので購入される場合は確認してください。) 解こうと思えばかなり多くの問題を解くことがでます。
午後の選択分野について
午後の選択分野は、受験者のバックグラウンドに完全に依存すると思うため、実際に解いて向き不向きを判断するのが良いと思われます。強いて他の選び方を考えるとするならば、 今後のキャリアに合わせる方法があると思います。例えば、私の場合は上位試験である情報処理安全確保支援士を受験する予定だったので、苦手だったネットワークの分野をあえて選択しました。
午後の選択分野の個数について
午後の選択分野は、6〜7位決め打ちして勉強することをおすすめします。理由は、全分野の対策は事前の勉強に時間がかかり過ぎてしまうこと、本番試験でどの問題を解くか悩んでしまうことが挙げられます。
また、実際に私は7分野選択してどの問題を置くかを非常に悩み10以上時間をロスしてしまい、非常に焦ったことを覚えています。そのため、選択分野の回答する優先順位と判断基準 を設けることをお勧めします。
当時の勉強方法
1、キタミ式基本情報で基礎単語を繰り返し覚えるまで読む
基礎知識を定着させるために繰り返し読んでいました。参考書はキタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年を使用していました。
2、応用情報技術者 合格教本を読む
令和05年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本を購入し何周もしました。参考書は試験終了後にITを勉強する際の辞書として活用できるかもしれません。
3、午前の過去問題をひたすら周回
私の場合は過去13年分の正答率が80%以上になるまでひたすら繰り返し行いました。
午後対策
午後の対策には 応用情報技術者 午後問題の重点対策を使用しました。 最初に全ての問題を解き自分が出来そうな7分野に絞り、印刷して繰り返し解きました。
私の場合は下記の分野の演習問題をPDFの付録を含めて全て2回以上解きました。
- 情報セキュリティ
- ネットワーク
- システムアーキテクチャ
- 組込みシステム開発
- サービスマネジメント
- システム監査
- ストラテジ系の問題
学習期間
2022/12~2023/4
合計4〜5ヶ月ほど
受験当時の状況
- 新大学学部2年生
- 高校では文系
- プログラミング経験なし
- 情報系試験の合格及び勉強経験なし
下位試験を飛ばした理由
- 基本情報の通年化に伴い、過去問がなく勉強方法がわからなかったため
受験理由
IT技術の基礎知識を幅広く身につけたいと考えたから。
当時の反省点・改善案
反省点
1、応用情報の参考書を読むことに時間を使ったこと
実際に覚えたことはないに等しかった。情報量が膨大であり何回読んだところで才能でもなければ覚えることは難しい。
2、午後の回答する優先順位を事前に決めていなかったこと
私は当日の試験で、最後にネットワークとシステムアーキテクチャのどちらを解くか非常に悩み10分どのロストしました。
改善案
1、応用情報の参考書の暗記に時間をかけない
あくまでさらっと読むことが大事であると思います。
2、午後の回答する優先順位を事前に決める。また判断基準も明確にする。
当日の試験で悩まないためにも、過去問で本番と同じように時間を測り緊張感を持って行えば試験にゆとりを持って臨めるのではないでしょうか。
まとめ
- 基本情報の参考書で基礎知識を習得(あまり時間をかけない)
- 過去問道場で過去の午前問題を周回し暗記、理解
- 午後の重点対策で問題になれる
- 午後の問題選択の優先順位をつける
終わりに
この記事をご覧くださりありがとうございます。
あくまこのブログは自分が試行錯誤して行った過程を紹介するだけのものです。 この記事の情報は自己責任で情報を精査しご活用ください。 この記事を見てくださった方に少しでも参考になれば幸いです。