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CI/CDやってみた① Serverless FrameworkとCodeBuildを使ってlambda functionを作る

Last updated at Posted at 2023-05-15

CI/CDの勉強をするために、超簡単なアーキテクチャを作ってみました。

今回作るもの

以下がアーキテクチャです。

image.png
CodeBuildとServerless Frameworkを使用してCI/CDを作っています。

GitHubでrepositoryを作る

適当なGitHub repositoryを作成します。
今回は全てのファイルをここで作成します。
CodeCommitでもいいのですが,GitHubでも大丈夫です。

CodeBuildでbuild projectを作る

マネコンから作成します。
設定内容は以下の通りです。

Source

Source provider

今回はGitHubを選択します。

Repository

先ほど作成したRepositoryを選択します。

Source version

今回作業するブランチを設定します。
mainでもfeature/serverlessでも何でも大丈夫です。
このブランチにpushしたファイルがCodeBuildに使われます。

Environment

Managed imageをチェックして,以下の設定を行います。
ほぼデフォルトにしました。

Operationg system

aws/codebuild/amazonlinux2-x86_64-standard:4.0

Service role

CodeBuild専用のRoleを作成したあと,選択しました。
AdminstratorAccsessを付与してあります。
詳細)
AWSジョブ機能の 管理ポリシー - AWS Identity and Access Management

Buildspec

Use a buildspec fileにチェックします。
今回はマネコンからではなく,buildspec.ymlのファイルからから設定するためです。

以上でCodeBuildの作成は終わりです。

buildspec.ymlの作成

GitHubレポジトリのrootに作成します。

buildspec.yml
#buildspecのバージョンを指定する
version: 0.2 

#ビルドの各段階で実行するコマンドを書いていく
phases: 
  install:
    commands:
      - npm install -g serverless #serverlessをインストールする
  build:
    commands:
      - sls deploy               #serverless.ymlの内容をdeployする
      - echo 'deploy finished!'
      - sls invoke -f hello --log

パラメータの説明

version: buildspecのバージョン。特に理由がなければ0.2を指定する。

phases: ビルドの各段階でCodeBuildが実行するコマンドを指定する。

  • install/ pre_build/ build / post_buildの4段階の設定ができます。
  • commandsで具体的なコマンドを指定します。上から順番に実行されていきます。

buildspec.ymlではsls deployだけを行います。
AWSリソースの中身はserverless.ymlで設定するのがミソです。
(今回はlambdaなのでsls invokeも必要です。これをやらないとdeployはされてもログにHello Worldが出ません。)

serverless.ymlの作成

GitHubレポジトリのrootに以下のようなファイルを作成します。

serverless.yml
# serverless frameworkのサービス名(プロジェクト名)を設定する
service: serverless-lambda-helloworld

provider:
  name: aws #基本AWSで固定
  runtime: python3.9
  stage: dev 


functions:
  hello:
    handler: handler.hello

パラメータの説明

service: Serverless Frameworkのサービス名/プロジェクト名です。

provider:クラウドサービスの設定を行います。

  • name:クラウドサービスを指定します。
    AWSの他にGCP,Azureなども指定できます。

  • runtime: 言語とそのversionを指定します。
    lambda functionのruntimeの設定をここで行います。

  • stage: stageを設定します。default値はdevです。

functions:lambda functionの設定を行います。
helloはfunctionの名前です。

  • handlerで呼び出す関数を指定します。
    • 今回はhandler.pydef hello()を呼び出したいのでhandler.helloと書きます。
    • 別な例)main.pydef hogehoge()の場合,main.hogehogeと書きます。

もちろん、2個以上のfunctionを作ることもできます。
Serverless Framework - AWS Lambda Functions

handler.pyの作成

lambda functionの設定を書きます。
通常のlambdaと同様なので説明は割愛します。

handler.py
import json


def hello(event, context):
    body = {
        "message": "Hello World! From serverless!",
        "input": event,
    }
    # print("Hello World! From serverless") printだとnullになった
    return {"statusCode": 200, "body": json.dumps(body)}

buildを実行する

マネコンから実行します。
先ほど作成したCode Buildの画面からstart buildをクリックすると実行されます。

CodeBuildのログにHelloWorldの文字が現れるはずです!

参考情報

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