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斧を研ぐ。しかる後、木を切る。【読書編】

Last updated at Posted at 2023-12-13

こんにちは!

リンクラフト株式会社で、研修や採用や開発してるマツです。
アドベントカレンダー14日目です!折返しを過ぎて、いよいよクリスマスの近づきを感じます!

 
そんな師走もど真ん中なので、寒いですね!僕の机の上にいるガジュマルふとしの根っこがめちゃくちゃ育ってきてて、根っこを眺めるのが日課になってます。根っこを良いと思える人生が来るとは思ってなかった。

さて、掲題の件のお話を始めていきましょう!

※以下文章が続きますが、言いたいことは、本を読む本を読んでください!という事です!「本を読む本」 

 
では行きましょう!

その斧、ちゃんと木切れるん?

リンカーンがそう煽られたかどうかは定かでは有りません。
でもリンカーンはこう言ったわけです。

「木を切り倒すために6時間あるなら、最初の4時間は斧を研ぐわ!」

-Give me six hours to chop down a tree and I will spend the first four sharpening the axe.-

 
なるほど。金言ですね。

事に当たるとき、効果がでる方法を考え、準備することの大切さを表しています。

 
皆さんは斧研いでますか?

 
今日は斧の研ぎ方(比喩)をお伝えすべく、その方法をご紹介をしたいと思います。

本を読む準備

みなさんは読書しますか?

本を読むことは多くの人にとって馴染みのある行為だと思います。

そんな当たり前の読書という行為に準備なんて必要なのでしょうか?

先程のリンカーンの金言にあてはめると、

本を読むのに6時間あるなら、本の読み方を学ぶのに4時間かけるわ!

ということになるわけですが。

 
そんなことに時間かける必要あるの?
本なんて普通に読めるでしょ?
 
 
そう思いますよね。当然の疑問だと思います。

それでも、本を読む準備は絶対にした方がいい、と思って本記事を書いています。

そして、本を読む準備とは、読書の目的と本の読み方を知ることから始まると考えています!

本に向き合う-目的と読み方-

みなさんの読書体験はいつ頃から始まったでしょうか。

小学校の時、もしくはもっと前から本に触れてきてる人が多いのではないかと思います。

そんな馴染みのある読書について、一度自問してみてください。
 
 
自分は本当に、効果的に本を読めているのかな?と。

 
効果を測定するために必要なのは、ゴール設定ですよね。

では、本を読む目的・ゴールはなんでしょうか。

娯楽のためやリラックスのための読書であれば、読むこと自体に意味がありますので置いておきましょう。

読書の目的は、読書を通じて著者の考えを知り、知識を得、自らの思考力や理解力を養うことだと思います。

このような読書の目的を、字面を追うだけで達成できるでしょうか。

残念ながら、難しいと言わざるを得ません。

読書の目的を達成するためには、積極的に本に働きかける必要があります。

 
積極的に本に働きかけるとはなんでしょうか?

それは、質問をしながら読む、ということです。

 
質問をしながら、そしてその答えを探りながら読む。
 
 
これが積極的に本を読むことです。

「筆者はこのように主張しているけれど、一体なんでそんなことが言えるのか?」
「例示されてる内容と似ているけれど異なる結果になる場合があることを知っているが、何が結果の違いを生んでいるのか?」
 
 
このような問いかけをしながら、その答えを探り出そうと本に向き合うことで、本から多くのことを発見することができるようになります。

すべての本を積極的に読むべきなの?

斧を研ぐ方法がわかった、では木を切り倒そう!!
と思いますよね。

しかし、その前に実はすることがあります。

どの木を切り倒すか?という判断です。

 
時間は有限です。そして、積極的に本に向き合うのはとても大変な行為です。

時間に限りがある以上、すべての本を積極的に読むわけにはいかないはずです。

そのため、自分が向き合うべき本・向き合うにふさわしい本を見つけることそのものが、本を読む技術の一部です。

「本を読む本」の中で、点検読書と呼ばれている読書技術をざっくり紹介します。

点検読書とは、本の目的、内容が、自分の求めるものに合致しているかを大まかに捉える技法です。

点検読書の方法は、以下のとおりです。
・時間制限を設ける
・1ページ目から読まない
・目次、まえがき、あとがきで、構造や要点を汲み取る
・筆者の言いたそうな章や部分を読む(2-3ページくらい)

1ページ目から読みたい人も居るでしょうが、読書の目的を書から知識や思考を得ることとした場合、点検読書は不要な本を弾き、必要な本を精読しやすくするという点でとても優れた方法と言えます。

読書の価値

Webの興隆によって、本という媒体の相対的情報鮮度の低下が生じていたり、読書に代わるものとして、audibleといった聞く読書サービスが登場したり、技術革新によって本以外の選択肢がより一層魅力的になってきています。

それでも、まだ読書に価値はあると思います。

 
確かに本は出版まで時間がかかるため情報鮮度という意味ではwebのSNSなどには遠く及びません。audibleといった聞く読書のような手軽さやスキマ時間の活用も苦手な分類に入ると思います。

 
きっとそこに読書の本当の価値は無いのでしょう。

 
では読書の価値とはなんでしょうか?

 
本は、何度も問いかけ、どのページへも自由に、そして即座にアクセスできて、自分の考えを書き込みながら、筆者と対話を重ねられる媒体です。

 
このような特徴を持つ本に正しく懸命にアプローチすることで、考えることや理解すること、好奇心といったものを育むことができること。
それが読書の本当の価値だと思います。

そして、読書の価値を引き出すためには、読書の目的・方法を知り、実践することが必要不可欠です。

 
読書の目的・方法を会得し、より一層充実した読書生活が訪れることを願っています!

 
最後になりますが、僕が本記事で言いたいことをまとめます。

本を読む本を読んでみてください「本を読む本」 

 
おしまい!

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