はじめに
この記事では、Unity Physics
を使い始めるためのステップバイステップのガイドを提供します。Unity Physics
は、ゲーム開発やシミュレーションのための強力な物理エンジンです。これを利用することで、リアルな物理挙動をゲーム内で再現することができます。
Unity HubとUnity Editorのインストール
Unity Hubのインストール
-
Unityの公式ウェブサイトにアクセスして
Unity Hub
をダウンロードします。個人利用であればUnity Personal
で十分です。 -
ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールします。
Unity IDの作成
-
Unity Hub
インストール後、アプリを立ち上げるとサインインを求められます。アカウントを作成していない場合はアカウントの作成を行ってください。 -
必要な情報を入力し、メールアドレスでの認証を行います。
Unity Hubでのサインイン
- アカウント作成後、
Unity Hub
を開きます。 - 画面右上の
Sign in
をクリックして、作成したUnity ID
でサインインします。
Unity Editorのインストール
-
Unity Hub
のInstalls
タブを開き、ADD
をクリックします。 - 必要な
Unity
のバージョンを選択し、Next
をクリックします。 - 追加コンポーネントの選択画面で
Microsoft Visual Studio Community
を選び、インストールを開始します。 - インストールが完了するまで待ちます。数分程度かかると思います。
※もしくは、以下のような画面が表示されるのでInstall Unity Editor
をクリックしてインストールを開始してください。
新しいプロジェクトの作成
-
Unity Hub
のProjects
タブからNew project
をクリックします。 - 好みのプロジェクトのテンプレートを選択します。
- プロジェクトに名前を付け、場所を指定し、
Create project
をクリックします。
エラーハンドリング
このとき、試しにプロジェクトをデスクトップに作成してください。
作成できる場合は、プロジェクトの保存先(ディレクトリ)の所有者がユーザと異なっている(rootなど)ことが原因の可能性が高いです。保存先の所有者を確認の上、変更してみてください。
Unity Physicsのセットアップ
- 新しいプロジェクトが開かれたら、
Window
→Package Manager
を開きます。
2. Packages: In Project
をクリックした後、Unity Registry
をクリックします。
3. Physics
関連のパッケージを探し、Install
をクリックします。
基本的な物理シミュレーションの作成
-
ゲームオブジェクト
タブをクリックし、3Dオブジェクト
→キューブ
を選択してキューブを作成します。 -
平面
オブジェクトを追加して地面を作ります。 - 他にもいろんなことができるので試行錯誤してみてください。
まとめ
上記の手順でUnity Physics
を使って基本的な物理シミュレーションを作成することができます。
参考資料