ごあいさつ
僕はTeams会議をホストしたり中継したりと言った業務が多いのですが、
いざTeams会議用PCでWin10のTeamsを開くと
「申し訳ございません。問題が発生しました」
の一点張り。
サインインどころか会議の参加も出来ず、
結局ブラウザ上で入って会議を実施してしまう…
なんて経験がある方も居るのではないでしょうか?
その度にググっても曖昧な回答の記事が検索上位を占めており
どうにも納得が行かないので備忘録を兼ねて記事にします。
発生した条件
-
Teamsサインインの際、複数のMicrosoftアカウントを使い分けている
(2~3アカウントを会議別で使用) -
サインイン時にはOffice 365のメールアドレス(xxx.onmicrosoft.com)を使用
-
サインインするMicrosoft アカウントのライセンスは
「Microsoft 365 Business Standard」と「Office 365 E3」 -
Teamsは既にインストールしており、xxx.onmicrosoft.comでサインインが出来ていた
xxx.onmicrosoft.com以外メールアドレスでサインインする場合、当記事の事象は起こらない?
対処法
- 事前準備としてエクスプローラ表示タブの「隠しファイル」にチェックを入れる
- C: > ユーザー > (ユーザー名) > AppData > Roaming > Microsoft > Teamsフォルダを削除
- Microsoft Teamsダウンロードページより職場/学校向けの TeamsをDLしインストール
PCを再起動すると、本事象が再発する事があります。
補足
-
再発に備えて「職場/学校向けの Teams」の.exeファイル自体を常に持っていた方が良いかも
-
Office 365のメールアドレス(xxx.onmicrosoft.com)の場合、
家庭/小規模ビジネス向けのTeamsをインストールしてしまうと
「有効なアカウントを入力してください」と言われサインインが出来ない恐れがある。 -
Microsoft Teamsダウンロードページにて
「家庭/小規模ビジネス向けのTeams」と「職場/学校向けのTeams」は.exeファイル名が異なる。
※少し前までは両方とも同じファイル名でした。
TeamsSetup_c_w_.exe → 「家庭/小規模ビジネス向けのTeams」
MSTeamsSetup_c_l_.exe → 「職場/学校向けのTeams」
-
本事象はMicrosoftアカウントをWindowsに紐づけていないことが原因?
-
Win11では "Microsoft teams(Work or School)"と表示されたり、
"Microsoft アカウント を使用してサインインするには、Teams アプリを切り替えます"
と自動的に遷移したり使いやすくなっている・・・
参考文献
最後に
本記事はあくまでも「事象を治す」事に重視するより
「事象が再発しても対処が出来る」様にする事を重視した対処法です。
確実に起きない様事象を解決するのであれば
まずはこの記事を閉じて、前提条件から見直した方が良いかもしれません・・・
以上!