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LINE WORKSの気づきにくい設定

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LINE WORKSの中には、APIで使える特殊な設定があります。

1.利用ブラウザの変更

通常、LINE WORKSで共有されたURLはアプリ内ブラウザで表示されます。
しかし、webサービスによってはユーザー認証の都合や、特定のセキュアブラウザからのアクセスのみを許可している場合もあるかと思います。
アプリ内ブラウザで一度開いた後に標準ブラウザで開き直しても良いのですが、スムーズな遷移を望む方のためにブラウザ指定を変更するAPIがあります。

Security API

注意点として、設定はテナント全体に一律に適用されます。
(特定のユーザーだけ例外扱いにはできません。)

2.カスタムフィールド

アドレス帳に社員番号や内線番号、他システムのプロフィールページへのリンクなど情報を付与したいことがあります。
LINE WORKS の管理画面GUIではフィールド項目は固定ですが、Directory APIではカスタムフィールドを追加できます。

  • フィールド数はドメイン内で5個まで
  • 入力形式はテキスト(STRING)もしくはURL形式の選択
  • アプリごとのアドレス帳への表示の有無も選択可能 (システム連携用のパラメータをメンバーに意識させないで登録しておくこともできる)

なお、管理画面のGUI上でもフィールドと値が表示されますが、値の指定や更新はAPI経由でのみ行えます。

メンバー即時削除

LINE WORKSでは、管理者の誤操作を防止するため、メンバーを削除しても7日間は削除待ちの状態で維持されます。
登録ミスでIDをすぐに再利用したい場合など、管理画面ではメンバーを削除 → 削除済みユーザーを選んで「完全に削除」という2ステップの操作が必要になります。
こちらのAPIを使うと、1回の操作でメンバーを完全に削除できるためテスト時のユーザー操作の確認等に便利です。

ユーザー(メンバー)の即時削除

以上、小ネタでした。

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