このボードはRaspberry Piの子基板の形態ですが、MicroUSBでPCと接続して使うこともできます。
今回はPCで遊んでみましょう。
<ハードウェアのセットアップ>
ボード上に、3ピンのポストが2か所あります。
#アンテナ端子とUSB端子の横
それぞれ、”3V3”と隣のピンをショートさせます。
PCと接続すると、やや間を置いて(数秒)認識され、ドライバが入ったフォルダが開くので、
USB_driver_x_x_x_Installer.exeを実行し、ドライバをインストールします。
※バスパワーがいるので、認識しない場合はケーブルを交換してみてください。
フォルダが開かないときは、SeptentrioのサイトからRxToolsをインストールすると、
ドライバーもインストールされます。
https://www.septentrio.com/en/supportresources/software/rxtools
#このRxToolsも、いろいろ役立ちそうですが、その話はまた後日。
ブラウザを立ち上げ、http://192.168.3.1 にアクセスするとseptentrioの管理画面が開きます。
アンテナが接続され、衛星が見える範囲にいると、上部Position覧に緯度経度高度が表示され、
下部GNSS覧に衛星との接続状況が表示されます。
Positionの数値部分をクリックすると、Google Mapが開き、現在地を示すこともできます。
Lat/Lonだけでは、正しい位置を示しているかわからないので、便利です。
今回はここまで。
次は、管理画面の設定でRTK測位に挑戦してみます。