Azure OpenAI Serviceの記事ってなかなか探してもないですよね。本日の記事は、Azure OpenAI Serviceを利用してPythonでチャットボットを作成する方法についての解説記事です。この記事は、初心者向けに、ステップバイステップで手順を追いやすく、また具体的なコード例も提供します。
ステップ1: Azure OpenAIリソースの作成
最初の一歩として、Azureポータルにアクセスしましょう。ログイン後、「リソースの作成」ボタンをクリックし、カテゴリ「AI + Machine Learning」から「OpenAI Service」を選択してください。画面の指示に従って設定を行い、「レビュー + 作成」ボタンでリソースを作成します。これで、AzureでOpenAIを使う準備が完了です!
ステップ2: APIキーの取得
リソース作成後は、「キーとエンドポイント」セクションに進み、表示されたAPIキーをコピーします。このキーが、今後APIにアクセスする際の重要な鍵となります。
ステップ3: Pythonコードの準備
次に、以下のPythonコードを用意しましょう。このコードは、AzureのAPIキーを使ってOpenAIのGPT-3.5-turboモデルに質問を投げ、回答を得るためのものです。
import openai
# Azure OpenAIのAPIキーとエンドポイントを設定
openai.api_key = "your_azure_openai_api_key"
endpoint = "your_azure_openai_endpoint"
# GPT-3.5-turboモデルを使用して質問に回答
response = openai.ChatCompletion.create(
model="gpt-3.5-turbo",
messages=[
{"role": "system", "content": "You are a helpful assistant."},
{"role": "user", "content": "自己紹介してください。"}
],
temperature=0,
api_base=endpoint # Azure OpenAIのエンドポイントを指定
)
print(response["choices"][0]["message"]["content"])
このコードスニペットでは、実際のAPIキーとエンドポイントを設定することを忘れないでください。
ステップ4: ライブラリのインストール
最後に、必要なライブラリをインストールしましょう。
pip install --quiet openai
これで全ての準備が整いました!Pythonを使用して、Azure OpenAI Serviceを通じて自分だけのチャットボットを作成することができます。
この記事がAzure OpenAI Serviceを使ったチャットボット作成の第一歩になれば幸いです。