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Delphiっぽいフリーの開発環境を準備してみる

Last updated at Posted at 2022-09-18

はじめに

私は現在、職場でクラウドネイティブ技術に携わる仕事をしているのですが、マネージドKubernetes環境でDelphiアプリケーションを動かしてみるをテーマに自社の技術ブログを書いてみたいな、と思っています。

私は過去10数年ほどDelphiを使った開発をしていましたので、Delphiに愛着があります。
パブリッククラウドのPaaS/FaaSにおいてDelphiアプリケーションを動かせる環境を、少なくとも私は存じ上げませんが、DelphiのコードをLinux向けにコンパイルしてコンテナで動かすようにすれば、パブクラ上のマネージドKubernetes環境で動かせると思ったので、それを試したいなと思っています。

一方で、会社の技術ブログを書く = 業務扱いになるので、Community Editionは使わない方法でDelphi(互換の)アプリケーションを作れる方法を探していました。

そこで、Free PascalLazarusによるDelphi互換のアプリケーション開発環境を作ってみようと思いました。

開発環境

  • OS
    • Windows 10
  • Free Pascal
    • version 3.2.2
  • Lazarus
    • version 2.2.2

構築手順

Lazarusの導入

Lazarusのサイトにアクセスします。そして、Windows 64 bitのインストーラーをダウンロードします。
image.png

ダウンロードしたインストーラーを実行します。
インストールはウィザードに従って進めるだけでOKです。
image.png

Lazarus入れたらFPCも勝手に入ってくるようです。
image.png

インストールが終わったら、LazarusのIDEを起動してみます。
ヒョウ(?)のアイコンをダブルクリックします。
image.png

こんな画面が出てきますが、プルダウンのところは空欄のままでOK(デフォルトの場所が選択される)ので、Start IDEをクリックします。
image.png

おおお、懐かしい雰囲気ですね!(個人的感想)
unitusesimplementationとか、Delphiを触ってた時のことを思い出しました。。。
image.png

おまけ(Lazarusの名前の由来とアイコンがチーター(?)であることについて

こちらで質問が上がってますが、Object Pascalの復活?みたいなのが含意されているのでしょうかね。。。
(Lazarus = ラザロ = イエスの友人、イエスによって死から甦らされたという話があるらしい)
(でもなぜアイコンがチーターなのかパッと見てまだわからない)

さいごに

今回はとりあえずIDEを入れるところまで実施してみました。
情報が少ないので手こずるかな・・・?と思ったものの、IDEを入れるところまではすんなりできました。

次はDockerで動くサンプルプログラムを作ってみたいと思います。

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