今更ですがZabbixでログ監視するときのencodingに設定する文字コードの指定方法です。
まず、Windowsとその他で大きく異なります。
■Windowsの場合
Code Page Identifiers の「Identifier」か「.NET Name」がencodingに使用できる値となります。
※:大文字・小文字は関係なし
例えば「シフトJIS」を指定する時は「932」または「shift_jis」となります。
気をつけなければいけないのは「日本語EUC」
表を見ると「20932」「 EUC-JP」と「51932」「euc-jp」があります。
Windowsのログ監視で「EUC-JP」 指定するとIdentifier「20932」を指定されたと認識します。
「日本語EUC」で「 EUC-JP」「20932」をencodingに指定して文字が化ける時はencodingに「51932」を設定してみてください。
■Linux等
対象マシンで「iconv -l」を実行して頂くと使用できる文字コード一覧が表示されます。
その中から該当すると思われる文字コードをencodingに設定します。
文字コードは使用しているiconvのバージョン等によって異なる場合がありますので注意してください。
該当する文字コードが複数表示される場合があります。
その場合は「iconv -f {変換元文字コード} -t {変換先文字コード} {変換元ファイル} > {変換先ファイル}」 を実行し文字化けしないか確認します。
※:変換先文字コードはUTF-8を指定してください。